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UPDATE|2023/04/22

花澤香菜、佐倉綾音に続く注目株は? 次に地上波でブレイクしそうな“個性派”女性声優5人

『前田佳織里1st写真集 おとなのかおり』(秋田書店)

近年、人気声優たちが地上波で目覚ましい活躍を見せている。今年1月からスタートした新バラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)には、花澤香菜が火曜レギュラーとして出演。また昨年は佐倉綾音も、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気企画「ゴチになります!」に出演して話題を呼んだ。今回はそんな彼女たちに続くような、地上波でのネクストブレイクが期待される若手声優を5人紹介していきたい。

前田佳織里
1人目は、「アミューズの狂犬」という通り名を持つ前田佳織里。『ウマ娘 プリティーダービー』のナイスネイチャ役や、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の桜坂しずく役など、正統派美少女を演じることが多い印象の女性声優だ。

しかしネット番組やラジオなどで見せる前田本人のキャラクターは、“狂犬”の名に違わないストロングスタイル。キレキレなトークや奔放な振舞いから、強烈な存在感を発揮している。

またBS日テレで放送された『古畑前田のえにし酒』への出演などをきっかけに、酒豪キャラとしても人気が爆発。小柄で清楚な雰囲気の前田が、豪快なラッパ飲みでお酒を飲み干していくギャップに、多くの声優ファンが惹きつけられたようだ。

さらに印象的だったのは、『青山吉能と前田佳織里 金曜日のしじみ』(ニッポン放送)で勃発した“梅酒ロック事件”。番組内で梅酒を氷割りで飲む場面があったのだが、お酒に入れるはずの氷が全く砕けないハプニングが発生した。

すると前田は「ここに入れたらいいんじゃない?」と、氷が入っているボックスに梅酒を入れるという逆転の発想で解決。さらには「絶対そのまま飲むなよ」という制止を振り切って、ボックスごと梅酒を流し込んだのだ。

強烈なエピソードを現在進行形で作り続けている声優なので、彼女の破天荒さがバラエティ番組などでハマれば人気者になりそうだ。

■青山吉能
2人目は青山吉能。

青山は、昨年秋クール放送の『ぼっち・ざ・ろっく!』で後藤ひとり役を演じていた注目の若手声優。またアニメと平行して始まったラジオ番組『ぼっち・ざ・らじお!』(音泉)でも、類まれなる個性を発揮している。

第22回の放送では、中学~高校生時代の同級生のInstagramをひっそりと監視し、自分が呼ばれていない同窓会などを知って人知れず息苦しくなっていることを告白。それもInstagramのストーリーを見ると足跡が残ってしまうので、わざわざ閲覧用のアカウントを作っているという徹底ぶりだった。

リスナーからは「リアルぼっちちゃん」とまで言われてしまうほど、生々しいエピソードがどんどん出てくる彼女。そこに共感をかきたてられるファンも多いようで、先日発表された第8回「アニラジアワード」において、同番組は「最優秀ラジオ大賞」「最優秀女性ラジオ賞」「大笑いラジオ賞」の三冠に輝いている。

青山の強烈なキャラクター性とトーク力が、テレビ番組で重宝される未来は十分現実的ではないだろうか。

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