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UPDATE|2019/06/29

ラストアイドル初主演映画を語る「ユニットバトルの後の映画撮影、移動の車は修羅場だった」

左から阿部菜々実(あべ・ななみ)、長月翠(ながつき・みどり)、間島和奏(まじま・わかな)、清原梨央(きよはら・りお)


阿部 私は3歳の頃から芸能活動をしていて、赤ちゃんの頃からアイドルになりたくて、小学校から中学校までアイドルしかしてこなかったので、アイドル以外のことは何もできないんです。でも、そのアイドル活動もぜんぜん上手くいかない状況が何年も続いていたんです。それがラストアイドルのオーディションを受けて、見てくれる人の数も増えたし、ぜんぜん違う世界があるんだってことにも気づけたんです。昔は本当に暇で、忙しくなることが夢だったので、今すごく忙しいことがあっても、そのときのことを思い出すと、何でも頑張れるんです。そこはすごく乗り越えたなって思います。

長月 ついこの前まで私たちは団体行動で歩く芸術に挑戦していたんですけど、まさにそれが『がっこうぐらし!』みたいにサバイバルだったんです。(歩く芸術の)清原監督に私はけっこう強く言われたので、一時は嫌でしょうがなかったんです。でも、最後にすごく感動したし、できたときの喜びがすごかったんです。今、ラストアイドルはすごく好調なんですけど、それも歩く芸術があったからこそだし、内容は違うかもしれませんが、サバイバルという意味では似ているのかなって思いました。

間島 私は小さい頃から秋元(康)先生のアイドルに憧れていて、オーディションも、小さいのも含めたら千回とか2千回受けていて、毎回不合格を言い渡されていて。そのたびに自分がいらないものだって思ってネガティブになっていたんです。高校2年生のときに受験もあるし、もう諦めようって思ったんですけど、お母さんが支えてくれて、なんとかラストアイドルに合格できたんです。今、こうやって曲や衣装をいただけて、映画にも出してもらえるようになって、本当に諦めないで良かったなって思います。

──なるほど。すごくいい話を聞いた後に、くだらない質問で恐縮なんですが、映画みたいにゾンビだらけの世界になったらみなさんどうします?

清原 私は逃げますね。だって戦うのは命の危機を伴うじゃないですか。私、正直自分だけはどうしても死にたくないんです(笑)。なので、戦いそうな人を前に出して隠れます。

阿部 私、『がっこうぐらし!』の撮影をしてから『がっこうぐらし!』のようなゾンビの夢を見るようになったんです。夢ではショッピングモールにいて、誰か知らない夢の中だけの友達と一緒にいるんです。女の子なんですけど、その子がすごく強くて、ビルの屋上から屋上を飛び移って一緒に逃げるんです。だから、誰か強い子と一緒に極限まで逃げて、いざとなったら戦うと思います。

──その友達がゾンビになったらどうするんですか?

阿部 えー。たぶん倒そうとはしますけど、できるかは分からないです。

長月 私は真っ先に街中に行って戦闘すると思います。力試しをしたくって。私は、毎日好きなことをやって明日死んでも後悔しないぞっていう生き方をしているつもりなんです。だからゾンビに噛まれてもいいんです。なるべく家族や周りの好きな人じゃないと嫌なんですけど(笑)。でも噛まれてもいいので、一世一代をかけて戦ってみたいなって思います。

間島 私はそういう命の危機が苦手で、普段から考えるんですよ。エレベーター降りてここに黒の組織がきたらどうしようとか、夜寝ているときにお母さんがいなくなってたらどうしようって。だからゾンビだらけの世界になったら、いろいろ考えたあげく、ゾンビのふりをして日本で一番安全なところ、国会議事堂とかに逃げ込むと思います。

(C)2019映画『がっこうぐらし!』製
(C)2019映画『がっこうぐらし!』製作委員会

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