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UPDATE|2019/07/03

9年目のアップアップガールズ(仮)「来年は勝手に裏オリンピックをやりたい」

左から古川小夏、関根梓、新井愛瞳、佐保明梨、森咲樹 撮影/松山勇樹



──なるほど。あと昨年は、PASSPO☆やベイビーレイズJAPAN、チャオ ベッラ チンクエッティなど長年活動してきた仲間のアイドルの解散も多かったですよね。

古川 そこは単純に寂しいなって気持ちですね。やっぱ不安にはなりましたよ。信用しているライバル、安心して戦える相手がどんどん解散して、この先、私たちだけで戦えるのかなって不安はありました。けど、なんか意外とアプガとは別に考えていました。けど、自分たちも解散しなきゃいけないのかなとは全然考えなかったです。自分たちは、アプガをやってくことしか頭になかった。

──同世代が少なくなって、対バンがほぼ年下の後輩になりましたね。そこについても聞きたいです。

新井 変わったのはそこですよね。アプガ“さん”って呼ばれるようになりました。新しいグループが出てくると、衣装可愛いな、曲いいなってつい見ちゃいます。

──刺激や焦りを感じたりしますか?

古川 確かに世代交代みたいなのが進んでいるんだなと思うと、その中で生き残っていくためにはどうするかってことは考えるようになりました。今すごいですからね、若い子たちのグループ。歌える子も踊れる子もいっぱいいるし、面白いなと思って見ているので。うかうかしてられないけど、自分ららしくいくしかないって気持ちが強いです。

──さて、そんなアプガのニューシングル『Da Dan Dance!/ヒート ビート アイランド/5 to the 5th Power』がリリースされました。それぞれの曲について聞いていきましょう。『Da Dan Dance!』はポップな雰囲気あふれるナンバーです。

関根 ストーリー仕立てになっていて、5人になってからおとなしい歌だったり女性らしい歌を歌うことが多かったんですが、聴いていて楽しくなる幸せあふれるようなメロディの歌ですね。平和が訪れたかのような感覚になると思います。

佐保 タイトルだけ見ると、アプガまためちゃ踊るんだろうなと思われるかもしれないけど(笑)、雰囲気で言うと、みんなで楽しく体動かそうよって感じです。歌詞は、それぞれのなりたい自分に向かって進んで行こうって感じなんですけど、私のパートでは“ヤー!”って空手の掛け声が入っていたり、大好きな“イカ”ってワードが入っていたりして、そこだけ超私に寄っているのですごくお気に入りです(笑)。

CREDIT

取材・文/土屋恵介 撮影/松山勇樹


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