──今年の3月から5期生による研究生公演。「脳内パラダイス」がスタートしました。
工藤 今まではコンサートなどで1曲だけを歌わせていただくことが多かったんですけど、公演となったら何曲も覚えなくちゃいけない。もう(立ち位置の)番号がこんがらがっちゃったり、導線もたくさん覚えなくちゃいけないから、最初の頃は公演のたびに必ず1つはミスがあって(苦笑)。でも、最近は公演を続けていくうちに、ちょっとは成長できたのかなぁって思っています。
石橋 最初は不安しかなかったよね。ダンスも歌もMCも完璧じゃない5期生だけで公演ができるのかなって。
工藤 うん、そうだよね。
──そんな中で初日を迎えてみて、いかがでしたか?
石橋 初日を終えてから、5期生の絆というか団結力がすごく深まった気がします。話し合いとか、それまでは全然、できてなかったんですけど「これからはみんな隠さずに言い合おう!」って。そういう関係性ができたので、本当に私たち5期生にとって大切な公演だなって思います。
──話し合いは結構、頻繁にやっているんですか?
石橋 話し合いというか、今まではダンスを間違えても「次からは気をつけようね」で終わっていたんですけど、今は「この部分、できてなかったよ」って、ちゃんと指摘するようになって。
工藤 それだけじゃなくて「間違えたところが直るまでやろう!」って、みんなで言えるようになったよね。
──この取材は会議室で収録しているんですが、部屋に入った瞬間に「こういう場所があればいいのにね」って言ったのは、メンバー全員で反省会をやりたかったからなんですね。ただ、急に「会議ごっこ」をはじめて、止めるまで2人だけで延々と続けていたのにはちょっと驚きましたけど(苦笑)。
石橋 アハハハ! すいません。
工藤 さっきはふざけていましたけど、この取材を通じて、5期生のことを少しでも多くの方に知っていただきたいし、興味を持っていただけたら、ぜひ「脳内パラダイス」公演に足を運んでもらいたいなぁってマジメに思っています!