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UPDATE|2019/07/12

ハロプロの末っ子・BEYOOOOONDSメジャーデビュー目前座談会「やっとスタート地点に立てた」

左から岡村美波、平井美葉、山崎夢羽、里吉うたの 撮影/佐賀章広

ハロープロジェクトの末っ子ユニット・BEYOOOOONDS。超個性派な彼女たちのメジャーデビューまで残り約1カ月。主演舞台やイベントへの出演を通じ、日々変化している関係や、それぞれのメンバーの魅力を山崎夢羽・岡村美波・平井美葉・里吉うたのの4名に聞いた。

※山崎の「崎」の右は「立」が正式表記(以下同)

座談会の前に、まずはBEYOOOOONDS(びよーんず)の紹介から。ハロー!プロジェクトの研修生で2018年に結成されたグループ。「CHICA#TETSU」「雨ノ森 川海」と、昨年12月に加入した“一芸に秀でたメンバー”という個々でも活動するユニットの合体形で、現在は12人体制で活動中(今回の座談会メンバー山崎と岡村は「雨ノ森 川海」所属。平井、里吉は“一芸に秀でたメンバー”)。グループ名の語源は「〜を超えて」「〜の向こう側へ」という意味のBeyond(ビヨンド)で、既成の枠組を超えて、自由に未来へ大きくビヨーンと伸びていってほしい、という思いが込められている。
BEYOOOOONDS
     *     *     *
──まずは、メジャーデビューが決まっての心境を教えてください。

山崎 インディーズデビューできるように頑張ろうって話していたので、メジャーデビューなんてまだ考えてもいなくて。だからいきなり発表されて、びっくりしました。

里吉 見事に全員崩れ落ちたよね(笑)。私と平井美葉ちゃん、小林萌花ちゃんは加入してまだ半年で、毎日新しい経験をさせていただいている中で突然の発表だったので、気持ちが追いついていかなくて。でも、こうして今イベントをたくさんやらせていただいたり、先輩のステージをお借りしてパフォーマンスするときに、「メジャーデビューするんです」ってお話しさせていただいて、実感がどんどん湧いてきています。

平井 他の9人に追いつかなきゃって意識でひたすら頑張っていたときにメジャーデビューすることが決まって、純粋にすごくうれしかったです。でも一岡伶奈ちゃん、高瀬くるみちゃん、清野桃々姫ちゃんはもう2年くらいこのときを待っていたわけで、それを考えたらすごく感極まってしまって、号泣でした(笑)。

岡村 発表されたときは何が何だか分からなくて、頭が真っ白になりました。驚きとうれしい気持ちで頭がいっぱいいっぱいで。きっとメジャーデビューしてからの方が、たくさんの人に知ってもらえる機会も増えると思うので、12人でやっとスタート地点に立てた感じがします。(ガッツポーズをしながら)これから頑張ります!

──リリースイベントの最中なのでメンバーで過ごすことも多いと思うのですが、結成からこれまでで関係性は変化していますか?

平井 距離がぐっと縮まったのは、主演舞台のときですね。舞台があったから、今のリリースイベントもやりやすくなりました。

里吉 私たち3人は、入ってすぐは敬語だったんですけど、2月くらいに敬語なし、さん付けもなしって決まったんです。でも実際、すぐには慣れなくて(笑)。距離は縮まったんですけど、まだ遠慮してしまうところがありました。だけど、舞台稽古が毎日長い時間あって、本当にずっと一緒にいたので、そこでたくさん話したり、助けてもらったりして、より距離が縮まったんです。年下のメンバーの年相応な無邪気な感じも見られるようになって、すごくうれしいです。

岡村 私は舞台でピンクって役をやったんですけど、それがブリブリした自分が大好き! みたいな役だったんです。その役の感じで稽古期間中にみんなに絡みにいって、それで仲良くなれた気がします。そのノリが自分的に絡みにいきやすかったので、調子にのっちゃいました!

山崎 舞台を経験したことで、それぞれが自分から意見を言えるようになったと思います。前は気を使って言えなかったけど、今はみんなが思っていることを言ってくれるから、自分からも言いやすくなりました。

平井 BEYOOOOONDSが今いただいている楽曲は、全員で揃えるっていうよりも個々のキャラが際立つ構成だと思うんです。でもイベントでは先輩方の曲をやらせていただいていて、そのときは全員で振りや表現の仕方を揃えることも必要で。いつもと違うので大変さもあるんですけど、今はみんなで「こういう動きをしよう」「こういう目線にしよう」って考えたり、話せるようになりましたね。

CREDIT

取材・文/東海林その子 撮影/佐賀章広


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