4人の座談会は、前ページまでで終わりだが、このページではボーナストラックとしてそれぞれが「好きな〇〇」について熱く語ります。
▽山崎夢羽「好きなのび太のクラスメイトは<あばら谷くん>」
「『ドラえもん』に出てくる、のび太のクラスメイトにあばら谷くんというキャラクターがいるんです。見た目もすごく可愛いんですけど、あばら谷くんがメインになるお話がすごいんです! 家が貧乏なんですけど、彼はお母さん想いのすごくいい子なんですよ。ある日、クラスのじゃんけんで負けて、あばら谷くんの家でクリスマス会をすることになったんですね。あばら谷くんは悩みながら家に帰って、お母さんに事情を話したら「お友達との約束は守らなきゃ」ってクリスマス会の準備をしてくれて……っていう心温まるストーリーなんですよ! あばら谷くんはほかの話でもたまに登場しているんですけど、もう全部が可愛い。大注目のキャラクターです!」
※「崎」の右は「立」が正式表記
▽岡村美波「好きなピンクのキャラクターは<マイメロディちゃん>」
「グッズを集めたりするのはもちろん、サンリオキャラクター大賞では毎日マイメロディちゃんに投票していました。あと私は今、指スケートボードというものにハマっているんですよ。指を使って乗るスケボーのことで、スケボーの板のことをデッキと言うんですけど、今はシンプルなものを使っているんですね。それはもともと特技欄に書けたらカッコいいかな~と思って始めたものだったので、こんなにハマるつもりじゃなくて(笑)。でも今はもうすごくハマっていて、毎日楽しくやっているので、マイメロディちゃんのデッキが今欲しいんですよ! 今はまだ珍しいものだからか、全然見つからないので、最終的には自作しようと考えています(笑)」
▽平井美葉「好きな宝塚の演目は<若き日の唄は忘れじ>」
「私は宝塚が大好きなんです。中でも雪組さんの「若き日の唄は忘れじ」っていう日本物の作品が一番好きです。もともとは、今はもう退団されてしまっているんですけど、当時雪組トップスターだった壮一帆さんがすごく好きだったので、この作品を観たんですね。そうしたらもう、日本物の作品なのにこんなにドラマチックなのか! って感動したんですよ。宝塚の公演の中で、日本物の作品は他にももちろんたくさんあるんですけど、自分の中に一番ヒットしたのがこのお話でした。劇中の曲がすごくきれいな上、友情と立場と恋と……みたいな、天秤では釣り合いがとれない部分をうまく表している作品だなと思います」
▽里吉うたの「好きなドラマは<『科捜研の女』>」
「『科捜研の女』(テレビ朝日)は京都府警の科学捜査研究所を舞台に、キャストさんが入れ替わりながら20年続いているドラマです。私は今のメンバーがすごく好きで、特に橋口呂太くん(演・渡部秀)と涌田亜美ちゃん(演・山本ひかる)の研究員コンビがわんことにゃんこみたいで可愛い! もともと科学が好きなので、指紋鑑定や成傷器鑑定、音の分析など、鑑定シーンをいつも楽しみにしています。刑事ドラマは動機や気持ちの面で追い込むことが多いけど、『科捜研の女』は科学の力で証明した、揺るぎない証拠で追い詰める。それがすごくカッコいいんです! 1話完結で入りやすいし、今1年間放送をやってるので今からでも観てほしいです!」