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UPDATE|2019/07/08

“マジックミラー号でMV撮影”“ラブホオフ会” 前代未聞の炎上アイドル THE BANANA MONKEYS「そろそろ良い意味でバズりたい」

THE BANANA MONKEYS

マジックミラー号を使用してのミュージックビデオ、ラブホテルオフ会、アイドルなのに一般人とプラスチック板越しキス……過激な企画をこれでもかと言うほど立ち上げ、炎上を繰り返してきた異色すぎるアイドル・THE BANANA MONKEYS(通称・バナモン)。だが、炎上する一方で2017年3月に秋葉原のライブハウスでお披露目されて以降、ライブアイドル界で動員を伸ばし続けている今注目のグループだ。メンバーの天下のちゃんゆきとダイナマイト・マリンに数々の炎上の裏側を聞いた。


──もともとどんなコンセプトのグループなんですか?

天下 もともとは「世界中を感動の渦に」がコンセプトで、それも他のアイドルのホームページからパクッてきたフレーズなんですけど……。

──いきなりタチが悪い! 

天下 いろんな炎上や活動を通して、叩かれたり褒められたりして成長していくうちに、だんだん「自分たちにしか救えない人を救う」っていうのがグループの目標になってきましたね。まだ「叩かれる」と「褒められる」の割合は9対1ですけど……。

──過去の炎上事件を1つずつ振り返っていきたいんですが、まずは「渋谷駅前で声をかけた一般人とラップ越しにキスする」。あれは動画配信の企画で、2チームに分かれて対決したんですよね?

天下 運営さんに言われたとき、誰も「これヤバくない?」って思わなくて、みんな「頑張ろう!」みたいな感じだったんですよね。むしろキスしてくれない人もいて、それにガッカリするっていう(笑)。炎上したときは、最初にファンの人にどう謝ろうとか考えてたんですけど、ウチらのファンは意外と怒ってないんですよ。実際知名度も上がったし、今となってはやってよかったと思います(笑)。

──ダイナマイト・マリンさんはまだ加入前だったんですよね。もし今やれと言われたら?

マリン えー!? でもやるとなったら頑張ります。まだ加入して2カ月なんで、炎上したことないんですよ。むしろ楽しみにしてます。

──場所的にインパクトあるのが「ファンとラブホテルでオフ会」。

天下 これも2チームに分かれて対決したやつで、誰でも当選したら参加できる企画だったんです。でも、私のチームの部屋にはファンが誰も来なくて(苦笑)。

──それも切ないなあ。

天下 でも、他のチームには来たんですよ! だから私たちの部屋は運営さんと一緒に反省会してました。
CREDIT

取材・文/大坪ケムタ


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