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UPDATE|2019/07/20

可愛いと話題、AbemaTV 初の専属アナウンサー3人娘「先輩がいないから正解はいつも手探り」

左から西澤由夏、瀧山あかね、藤田かんな 撮影/荻原大志



──瀧山さんは本誌(『月刊ENTAME』)とも縁の深いNMB48に所属していたんですよね。

瀧山 そうです。高校2年生のときに、それこそ表紙(本誌7月号)を飾っている村瀬紗英さんと同期でした。中学生のときからAKB48が大好きで、定期公演もライブも握手会も写メ会も行くような、がっつりオタクで、プライベートでもメンバーに会いたいという思いから2期生としてNMB48に入りました(笑)。

──グループを卒業した理由というのは?

瀧山 進路を考える時期に、グループ活動を続けるか迷ったんです。私の通っていた高校は大学の付属だったんですけど、芸能活動が忙しくて、ちゃんと出席できていなかったんです。それで先生から、どちらを選ぶのか迫られた時期に、私はアイドルではなく、ちゃんと勉強をすることで世間を知りたいなと思って、グループを卒業しました。

──そもそもプライベートで会えた時点で夢は叶っていますしね(笑)。

瀧山 そうなんですけどね(笑)。でもアイドル活動がすごく楽しかったので、辞めたくない気持ちもありました。それで大学に進学して、しばらくしてから事務所に所属してラジオのパーソナリティーやテレビのアシスタントなどをしていました。NMB48の同期が『紅白』や『Mステ』などに出ている姿を見ると、また表舞台に立ちたいなという気持ちが芽生えたんです。ただ就職活動はちゃんとしようと考えていたので、そこに影響がない範囲でタレントのお仕事をしていました。

──そこからアナウンサーを目指したきっかけは?

瀧山 アナウンサーになりたい気持ちもあったんですけど、元アイドルですし、絶対になれないという諦めがあったんです。ただラジオのパーソナリティーとして毎日のようにスポーツ選手を取材している中で、自分の言葉でスポーツ選手の努力や活躍を伝えられる職業はアナウンサーしかないと思ったんです。一方で大学が文学部だったので日本語に携わる仕事をしたい気持ちもありました。それで大学2年生からアナウンススクールに通い始めて、今の仕事に就きました。

──タレント活動が今の仕事に役立っているところはありますか?

瀧山 人前に出ることやカメラの前に立つことが楽しいと思えるのはアイドル活動を経験しているからですね。あと辛いことがあっても耐えられる強い精神力が培われたのもアイドル時代があったからです。

西澤 入社した頃から見た目が仕上がっているなと感じました(笑)。今もそれは思ってますけど、それはアイドル経験があったのも大きいんでしょうね。

藤田 瀧山さんは最近、TikTokにいろいろ投稿しているんですけど踊りが上手くて、さすが元アイドルだなと思います。

瀧山 周りの勧めもあって始めたんですけど、AbemaTVに入ってアイドル時代の過去を消す必要もないし、元アイドルだからこそできることがあるのは自分の強みなのかなと思います。そうやって吹っ切れたのは最近のことですけどね。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/荻原大志


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