──なるほど。さて、話は変わりますが、欅坂46は今年、3周年ライブと「2期生おもてなし会」を東京と大阪で開催しました。関西出身のお2人にとって、関西でのライブは特別だと思います。
小池 欅坂46は関西ではまだよく知らないという方も多いと思うんです。メンバーのことを詳しく知らない方もたくさん来られると思うので、「初めて欅坂46のライブに来てくださった方に対して、いかに欅坂46を好きになってもらうか」ということを意識しながらライブに挑みました。
田村 私は、新幹線で新大阪駅に着いた時点からもうテンションが上がっちゃって! メンバーのみんなにも「いつもよりテンション高いね」って言われました(笑)。
小池 ふふふ、可愛い~!
──地元のステージに立てる喜びが大きかったということでしょうか?
田村 はい。私はまだまだ経験が浅いので「大阪だからこうする」「東京だからこうする」という区別はないんですけど、地元でお仕事をさせていただけるのはやっぱりうれしいし、ありがたいなと思います。
──地元でのライブだと家族や友人が観に来られることもあると思いますが。
小池 意識しちゃいますねぇ~。普通ファンの方が見ないような視点で見られるから嫌だなぁ~、って思います。私、「走り方が変」とか言われるんですよ(笑)。親友には「走り方、変やね~。その走り方ですぐ見つけられるわ」って言われたし、中学時代の先生にも「相変わらずの走り方やな~」って言われて! だから走り方には気を付けるようにしています(笑)。
田村 私も家族や親戚に見られるのは恥ずかしいですね……。ただ、同学年の3人(関・田村・松平)が同じような髪型で外見も近いから、お母さんもなかなか私を見つけられなかったみたいでした。
──ところで、同学年で同じ関西出身の小池さんと田村さんですが、話すようになったきっかけは?
小池 ライブのリハーサルのときに私が保乃ちゃんに「LINE教えて」と言って、それ以来連絡を取り合うようになって距離が縮まりました。リハーサルや楽屋で一緒のときは結構しゃべりますね。
──2人で話すときは関西弁で?
田村 はい、小池さんが関西弁で話してくださるので。小池さんと話していると地元に戻ったような気持ちになります。
──でも呼び方はまだ「小池さん」とさん付けなんですね。
田村 はい、今はまだ……。
小池 「みいちゃん」呼び、待ってます!
田村 ええ~っ!?
小池 ふふふ。サリーちゃん(潮紗理菜=日向坂46)も私のことを「みいちゃん」って呼ぶのにすごく時間が掛かったんですよ。でも最近やっと敬語を使わず話してくれるようになったのでうれしくて! 先輩・後輩の関係であっても距離を縮めたいので、「みいちゃん」って呼んでほしい!
田村 え~っ! いつになるか分かりませんけど、いつかは……!!