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UPDATE|2019/07/23

KAWAIIジャパンアイドル わーすた 「節目のときにはメンバーに感謝を伝える」

左から松田美里、三品瑠香、廣川奈々聖、小玉梨々華、坂元葉月 撮影/河野優太



──汚れが目立たない服を選ぶしかないですね。最後は長い活動の中で感動した“泣ける伝説”を教えてください。

小玉 毎年、それぞれメンバーの生誕祭を行っているんですけど、去年は仲の良い友達、学校の先生、お母さんなど、メンバーにゆかりのある方々からビデオレターや手紙を贈るというサプライズがあったんです。それを聞くたびに、会ったこともない人たちなのにメンバーの気持ちになって感動して泣いちゃうんですよ。中でも印象に残っているのは葉月のお母さんからのボイスメッセージですね。

坂元 私のお母さんが手紙を読む声が会場に流れたんですよ。

小玉 私は葉月のお母さんのメッセージに心を打たれて、そのときにスタッフさんが撮影した映像は携帯のフォルダーに今もあって。たまに観返していますね。

廣川 そのメッセージでは特に葉月の小学生の頃のエピソードが印象に残ってる。

坂元 小学生のときに買ってもらったのがオシャレなランドセルで、普通の物より小さかったんです。みんなのランドセルはピアニカや笛を挟めたんですけど、私のは挟むところがなくて、ずっと嫌だったんですよ。小学生も高学年になると、みんなのランドセルも壊れ出して、リュックサックでも登校できるようになったんですけど、なかなか私のは壊れなくて。

──良いランドセルだから普通よりも頑丈でしょうしね。

坂元 だから自分で壊しちゃえと思ったんですけど、なかなか壊れないんです。「よし切ろう」と思ってランドセルの肩紐の部分をハサミでシャギーに切ったんです。それをお母さんに見せて「放り投げたら破れた」って嘘をついて。お母さんも疑うことなく、「そうなん」ってリュックサックを買ってくれたんです。でも、その嘘がバレていたことを、お母さんが生誕祭で暴露したんですよ。

廣川 優しいよね。

三品 普通なら怒られるよ。

坂元 ケンカして私がお母さんの携帯を折った話まで暴露して。メンバーだけならまだしも、こんなファンのいる前でバラすんだって驚きました。

松田 そういう仲の良い親子関係が微笑ましくて泣けました。

小玉 こんな感じで、わーすたの生誕祭は泣けると思うので、ぜひ観に来てください(笑)。

──では最後にリーダーの廣川さんからミニアルバム『The Legend of WASUTA』の聴きどころを聞かせてください。

廣川 今回のミニアルバムはゲームをコンセプトにした5曲が収録されているんですけど、通して聴くと本当にゲームを体感しているような気持ちになれます。ゲームと聞くとピコピコ音やテンポの早い曲を連想しがちですけど、こんなにゲームって幅広い表現ができるんだって私自身も発見だったし、完成度の高い自信作に仕上がっています。

アイドル業界に確信を起こしたわーすたが残してきた伝説

(1)ライブ中での動画撮影&拡散OK
今となってはライブ中に撮影OKのアイドルも珍しくないが、わーすたは、いち早く画像・動画撮影&拡散OKにした。SNSを活用するための施策で、ツイッターなどでファンが動画を拡散させたことで、日本だけではなく世界中にわーすたの輪が広がった。

(2)海外9カ国でのライブパフォーマンス
グループ名の由来が「The World Standard (世界標準)」だけあって、わーすたは結成当時から世界進出を強く意識していた。これまで中国、シンガポール、台湾、フランス、タイ、スペイン、ベトナム、香港、カナダで海外公演を行い。8月にもモンゴル公演が予定されている。

(3)KAWAIIカルチャーを織り交ぜた衣装
世界に「KAWAIIジャパンアイドルカルチャー」を発信することを使命としてきたわーすたは、ポップで斬新なデザインの衣装にも定評がある。たけうちはるか氏、木村優氏と女性クリエーターが手掛け、曲によって和洋折衷を取り入れたりと多彩な工夫が凝らされている。

▽小玉梨々華(こだま・りりか)
2000年10月1日生まれ、北海道出身。161センチ。A型。担当カラーはパステルブルー。

▽坂元葉月(さかもと・はづき)
1998年9月9日生まれ、兵庫県出身。155センチ。O型。担当カラーはパステルイエロー。

▽廣川奈々聖(ひろかわ・ななせ)
1999年5月12日生まれ、福岡県出身。157センチ。B型。担当カラーはパステルグリーン。

▽松田美里(まつだ・みり)
1999年8月2日生まれ、広島県出身。163.5センチ。A型。担当カラーはパステルパープル。

▽三品瑠香(みしな・るか)
2001年3月17日生まれ、愛知県出身。165センチ。A型。担当カラーはパステルピンク。
CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/河野優太


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