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UPDATE|2019/07/16

アプガ(フェス)でライブモンスターたちが大暴れ、熱気あふれる3時間で観客を圧倒[画像46点]

アップアップガールズ(仮)の5人


次のステージは、プロレス業とアイドル業を両立するアプガ(プロレス)の出番。「アッパーキック!」「アッパーチョップ!」、アプガ(仮)の「チョッパーチョッパー」を披露しダイナミックなパフォーマンスを見せる。さらに、アプガ(プロレス)ならではの切実な思いが詰まった「負けたくない」を力いっぱい歌唱し、観客をヒートアップさせた。

ここからは、エンターテイメント集団『梅棒』が演出した、セリフなしのアプガ楽曲のみでストーリーを作り上げるステージ『FIGHT! supported by梅棒』が行われる。もともとこの舞台は、古川の生誕祭で披露されたパフォーマンス。大好評につきアプガ(フェス)でパワーアップして披露されることとなった。古川が主演を務め、アプガ(仮)の楽曲でドラマが展開。駆け出しのデザイナーが挫折しバトルを繰り広げ、そしてハッピーエンドをむかえる斬新なミュージカルのようなステージに、観客は大きな拍手を送った。

今年3月に9人体制となって勢い加速中のアプガ(2)の出番がやってきた。つんくがサウンドプロデュースを手掛けた「We are Winner!」をきらびやかに披露し、弾けるような「ハッピースLOVE▽」(※▽は「ハート」が正式表記)で観客のテンションを上げていく。ラブリーな「両想いの▽しるし」(※▽は「ハート」が正式表記)、ノリノリな「OVER DRIVE」を歌唱したあとは、デビュー曲「二の足Dancing」で会場を爆発的に盛りあげた。

バラエティに富んだアプガ(フェス)のトリを務めるのはアプガ(仮)。結成9年目に突入した彼女たちは「UPPER ROCK」「Lady→GO!」でブチ上がっていく。堂々としたステージングは実にお見事。キャッチーな「晴レ☆HALation」、全観客がジャンプしまくる「ジャンパー!」、お祭りモードで景気のいい「アゲノミクス!!」と隙を与えない攻めっぷりだ。最後は、総勢17人のアプガメンバーが登場し「私達(with friend)」」を歌唱。賑やかで楽しい空気に包まれた会場は、強烈なまでに一体感を高めた。

まさに大団円となったアプガ(フェス)の感想を、グループごとに述べていく。アプガ(プロレス)のらくは「今日は楽しかったです。みなさん楽しかったですか?」とシンプルにコメント。

アプガ(2)の島崎は「私はアプガ(フェス)初参加で、最初は緊張してどんな1日になるのかなって思ってたんですけど、リハから楽しくて楽しくて、先輩方が温かく受け入れてくれて予想以上に楽しい1日になりました。来年はもっともっと成長して大きくなって、みなさんの前に立てるようにがんばります」と前向きな思いを語った。

729日にグループを卒業する橋村は「アプガ(2)はただいまツアー中で、そのツアーファイナルが728日に新宿ReNYで開催されます。9人体制最後のライブでもありますし、ツアーを駆け抜けてきた集大成をみなさんにお見せしたいと思います。私にとっては最後の単独ライブですが、みんなに衣装を作らせていただきました。ぜひそちらの衣装も楽しみにしてもらいつつ、アプガ(2)の成長を見にきていただけるとうれしいです」と最後まで全力を尽くす意思を口にした。

そして、813日に発売されるつんくサウンドプロデュース4作目のニューシングル「Be lonely together」について吉川は「つんくさんに作詞作曲していただいた、とてもキャッチーでかっこいい曲になってます。たくさん聴いて拡散していただけるとうれしいです」と語り、続けて「その新曲の初披露を、728日の新宿ReNYで行います。みなさん、ぜひ新曲を聴きに、アプガ(2)のライブを楽しみに、新宿ReNYに来てください!」とツアーファイナルへの意気込みを語った。

そして、アプガ(仮)の新井が「アプガ(フェス)開催できてほんとによかったです。今年までと言わず、来年もまた開催したいです。今回とはまた違うユニットだったり、新たな一面を見れるアプガ(フェス)にしたいと思います。これからもアップアップガールズの応援をよろしくお願いします!」と声を上げ、約3時間に渡るアプガ(フェス)はハイボルテージのままフィニッシュとなった。

問答無用のライブモンスター、アプガ(仮)、青春感と楽しさたっぷりのアプガ(2)、文字通りパワフルなアプガ(プロレス)。それぞれ違ったカラーで楽しませてくれるアプガグループのこれからに期待しよう。


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