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UPDATE|2019/07/18

佐々木彩夏、ももクロ加入から11年「最近、改めて『アイドル』について気づいたこと」

『OVERTURE』019号より PHOTOGRAPHER/KENTARO MIYAZAKI

現在、発売中のファッション×アイドルマガジン『OVERTURE』(徳間書店)の表紙を飾ってくれている、ももいろクローバーZの佐々木彩夏。ソロとしては実に3年ぶりの表紙登場となるが、今回はその撮影時に収録したインタビューを、webオリジナルの超ロングバージョンでお届けする。23歳になった“あーりん”が最近の活動から今改めて考えるアイドル論まで、縦横無尽に語り尽くす。



──『OVERTURE』の表紙にはソロでは3年ぶりの登場となります。

彩夏 えっ、3年ぶり?

──前回は20歳の記念でしたから。

彩夏 はい、6月11日で23歳になりました。早いねぇ~。3年も経っているとは思っていなかったから「また表紙できるんだ、うれしいなぁ~」って思ってたの。

──前回の表紙はピンクを前面に出したポップでキュートな感じでしたが、今回はかなりしっとりとした感じに仕上がりました。

彩夏 いろんなパターンを撮ったでしょ? だから「あっ、この写真なんだ」って。

──今回はスタジオ自体が古民家で、日本庭園が広がるシチュエーションなので、どうしても“和”テイストになりますよね。

彩夏 たくさんの方に手に取ってもらいたいですよね。モノノフさんは本が好きだから大丈夫だと思うけど、ももクロのことをあまり知らないよって人にも読んでもらえたら嬉しいですね。

──そして、横浜アリーナのソロコンで先行発売される限定盤は、表紙を変えて、モノトーンの写真を使いました。

彩夏 これ、かっこいいよね! でも、この表紙が本屋さんに並んだら、私だってわかってもらえないかもしれない(苦笑)。だから会場限定版でよかったのかも。横浜アリーナには私を知っている人しか来ないからね、アハハハ!

──いい意味での「二面性」が出たのかな、と思います。

彩夏 ありがたいですね。モノクロの写真もひとりだからキリッとして見えるけど、4人だったら、やっぱりわちゃわちゃしちゃうかもしれない。本当に1人で表紙をやらせていただいたおかげです。嬉しいなぁ、本当に。

──さて、あーりんが23歳になって、ももクロが12年目に突入。ということは……。

彩夏 あーっ! ついにももクロでの活動が人生の半分を超えちゃったんだ。私は加入が半年、遅かったから、まだ正確には11周年じゃないんだけど、もうね、これから先、どんどん人生の中でももクロでの活動が占める時間が長くなっていくわけで……そうだよね、小学6年生からやってるんだもんね。
CREDIT

取材・文/小島和宏


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