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UPDATE|2019/07/20

TIF2019で“スッぺシャルステージ”開催決定! 今なお愛されるBerryz工房の名曲8

Berryz工房のベストアルバム『完熟Berryz工房 The Final Completion Box』


デビューから1年のあいだだけでも、長く愛される素晴らしい楽曲がたくさん生まれており、実際にこの頃の楽曲の多くは、彼女たちが曲中で描かれる少女たちの年齢を追い越してもずっと、歌われていた。個性豊かな楽曲の中には思いっきり背伸びをしたものもあれば、憧れの恋を歌ったり、そのときどきで等身大の彼女たちを描いた曲もある。例えば8thシングル「21時までのシンデレラ」は、彼女たちが若いが故に生まれたもの。というのも、18歳になるまでは深夜の芸能活動に規制がある。幼いメンバーたちが“アイドルでいられる時間”を、“魔法が解けてしまう”シンデレラに置き換えて、つんく♂が曲にしたのではないかと言われているのだ。そしてこの曲は、最年少の菅谷が18歳になってからしばらく、ライブで披露されることはなかった。そしてその封印が解けたのは、2015年3月3日、Berryz工房ラストライブの日だった。


そしてこの「21時までのシンデレラ」は、石村にとって最後のシングルとなる。2005年10月に彼女が卒業してから無期限活動休止のそのときまで、Berryz工房は形を変えることはなかった。その後もコンスタントにリリースやライブツアーを行い、2007年には当時の最年少記録でさいたまスーパーアリーナでの単独コンサートを開催。着実に経験を積み、若いからだけでなく、実力も注目されるようになる。2007年3月に発売された13thシングル「VERY BEAUTY」は、当時の彼女たちの歌唱力を堪能できる1曲だ。特に印象的なのは、グループ随一の美貌を持つ菅谷が「また 鏡を見つめてる ああ どうしてこんな顔よ」と歌うこと。美しい彼女でさえも普通の女の子と同じ悩みを持つのだと気づかされ、そしてそれに共感したハロー!プロジェクトの後輩たちが今も歌い継いでいる名曲だ。


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