──九州ツアー、これからどんな旅になりそうかという展望を。
はな どんどん絆が生まれそう。
菜摘・本村・田中 ね!
田中 なこみく(矢吹奈子・田中美久)も最初の九州ツアーでメンバーとの距離が縮まったと思って。鬼ごっこに誘うくらい(笑)。今考えたら、昼と夜の間で鬼ごっこに誘ってたなんて鬼だなと思って(笑)。今思うとすごいなって、実感しました。
──5期生で鬼ごっこに誘ってきそうな人は?
田中 くどはる(工藤陽香)とか。誘ってきそう。
──前の九州ツアーから4年半経って、やってみてどうでしたか?
田中 前はユニットのバックダンサーだったり、出られなかったりした側だったので、今、こうしてやってみると前より成長してる姿を見せられているなと実感したし、その分プレッシャーとかあるんですけど、負けないように頑張ろうと思いました。でも、周りのメンバーが支えてくださって、楽しいです。
──松岡はなさんは前の九州ツアーは……。
はな いないです。中2とかですかね。勉強してました(笑)。不思議ですねー。
──それぞれが今回のツアー成功のために、レッスンから今日まで意識的に振る舞ったことは?
田中 自分のポジションじゃなくて、(誰かが)抜けたポジションをさせていただいていることが多くて。リハで思ったことは、もともとやっていたメンバーを動画で見たりして、どうやればいいのかなと悩んでたんですけど、その人になれることは無理だなと思って。だから、ツアーを通して自分なりのパフォーマンスと新しいHKT48とで違うんだよっていうのを見てほしいと思って。自分の個性を出せるように頑張ろうと思いました。
はな いつもは元気に踊るっていうのを意識してたんですけど、さっしーさんから「パフォーマンスを重視してやったほうがいい」っていうのを聞いてから、ちゃんとするところはちゃんときれいに踊ることを意識するようになって。毎回動画を見て、ここはこうした方がいいんじゃないかなっていうのを念入りにしました。
本村 私は一人ひとりに意識を持ってほしくて。何にしても自分がちゃんとしないといけないんだという意識を持ってほしくて。それをどう伝えたらいいのかなって思った時に、自分が練習している中で、これはこうだよっていうのを一人ひとりにちゃんと確認しに行って、教えに行って。メンバーもわからなかったことをお互い確認し合っていける環境を作りたいと思って、いろんなメンバーに声をかけました。
菜摘 私は客観視力? 引きで見る力を。さっしーがずっとやってくれていたことを誰かがやらないといけないなと思って。上手にはできないですけど、リハやっていく中で、「ここをこうしたいです」って極力言える環境がいいなと思うし。(今までは)さっしーが大人とつなげてくれたので、リハでちょっとずつ大人とコミュニケーションをとりつつ。今回はみんなが意見言ってるよね?
本村 うん。
菜摘 「こういうところやりにくいんですけど」っていうのも言ってるし。みくりんも1回目終わった後の直しでも言ったし、ちょっとずつみんなが言っていって、いい公演にしていけるように視野を広く持ちたいなと。