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UPDATE|2019/07/28

TIF2019前にもう一度聞いておきたい、ライブで絶対に盛り上がるBerryz工房の名曲5

Berryz工房のベストアルバム『完熟Berryz工房 The Final Completion Box』


続いて紹介したいのは2007年リリースの「付き合ってるのに片思い」。ユニークだが意外と難しい振付をファンも真似し、メンバーとともに盛り上がれる一曲だ。付き合ってるのに彼の気持ちを独占できないもどかしい女の子の気持ちを歌っており、そんな心情を歌って踊りながら表現するわけだが、歌詞にあわせて変化する彼女たちの表情が非常に愛らしい。中でも夏焼雅は、振付や構成を壊すことなく彼女なりのアレンジを加えている。そこで歌・ダンスだけではない、彼女のアイドル力の高さがたっぷりと堪能できる。


23rdシングル「本気ボンバー!!」はまさにライブ曲。拳を突き上げた7人が、歌で会場をひとつにまとめあげる姿は圧巻の一言。“ライブを作るのはファンだ”と言われることもあるが、Berryz工房のライブで主導権を握っているのは確実に彼女たちだ。強い個性がトゲトゲしくなりすぎず、ただ着いて行きたい!と思わせてくれたのは、なにもかもを包みこむ力でバランスをうまく取ってくれた須藤茉麻の存在が大きいだろう。力強い曲でも柔らかい歌声と笑顔で彼女がステージにいてくれたことが、Berryz工房のステージの魅力のひとつだと思う。 <本気ボンバーMV> 2011年にリリースされた「ヒロインになろうか!」は、クールな魅力が凝縮された楽曲。「さあ ヒロインになろうか」と歌って、「うん、なれそう」とつい納得させられてしまう、彼女たちにしか歌えない曲のひとつだと思う。Berryz工房では菅谷、夏焼、嗣永がメインパートを歌う曲が多いが、この曲でセンターを勤めたのは熊井友理奈。まったりとした性格の彼女は声にもその優しさを感じることが多いが、年を追うごとに力強さも併せ持つ歌へと変化していった。サビ最後の「ヒロイン」と歌うパートは、いつ聴いても心が高ぶってしまう。


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