──卒業生が増え、今のSKE48の状況はどう見ていますか?
須田 卒業は悪いことじゃないと思う。私は、自分の絶頂もSKE48の絶頂もまだあると信じているから、まだいるだけで。長くいるメンバーが卒業するってことはSKE48にいる間に、次にやりたいことが見えてきたってことだからかっこいいです。
──今のSKE48に足りない部分って何だと思いますか?
須田 フェスなど、いろんなアーティストが出演するライブに出させてもらったときに安定感のある盛り上げ方をするっていうのが課題かなって。初めて観た人にもSKE48のライブを楽しいって思ってもらえるようになりたいですし、SKE48って何でこんなに一生懸命なんだろうって、観た人が不思議に思っちゃうぐらい全力パフォーマンスを見せたい。もっとダンスのスキルを磨きたいなって。
大場 そうやって、初見の方を一気に取り込めたらいいけど、難しい部分もあるよね。
須田 確かに、私たちの魅力の1つが「親近感」なので、ひと目見ただけだと……。
大場 劇場のあの距離感とか、迫力も売りの1つだから。
須田 メンバーの人懐っこさとかね。そこを新しいファンの方にも感じ取ってもらえるようにするのも課題だね。SKE48のファンの方って本音を言えば言うほど、ついてきてくれるイメージがあって。
大場 そう。だからベテランのメンバーは、ファンの方に、いろんなことを伝えていて信頼関係を築いているよね。そういう昔からのファンの方を大事にしながら、いろんな方たちにSKE48の魅力を知ってもらいたいね。