吉川 買い物けっこう悩む。でも、私はこれ!って決めたら早いんですよ。同じ店でいっぱい買っちゃう(笑)。
高萩 この間、まーちゃんの小さいショルダーバッグ私が選びました。どうしようって悩んでたから、これ絶対使うからいいじゃんって。
吉川 使い勝手いいんですよ。 高萩 実用性とかを考えて…あれ、あんまりかわいい話にならないですね(笑)。
──似合う似合わないとかで悩んだりしますよね。
高萩 そりゃそうですよ。すごい悩んで、ラインでみんなに画像いっぱい送っちゃって。
吉川 この人すごいんですよ。5個くらい画像送ってきて、どれがいい?ってメンバー全員に個別で聞くんです(笑)。
高萩 めっちゃ優柔不断なんです。メンバーと大学の友だちとマネージャーさんにも意見聞きます。それでも選べなくて、結局安い方にしちゃったりで(笑)。
──コスパ重視になると(笑)。では、8月13日に発売のつんく♂さんサウンドプロデュース第4弾のニューシングル「Be lonely together」の話題に行きましょう。音も歌詞もスリリングな、これまでと雰囲気の違うアプガ(2)が詰まった曲になってますね。
高萩 この曲は今までと違って、MVを撮るときにみんなでストーリーを決めてその感情に合わせた表情や歌い方をするように意識したんです。
吉川 歌詞から想像する主人公を、みんなで合わせた方がいいってことになったんですよ。
高萩 物語的には駆け落ちですね。主人公の男性が、身分の違ういいなずけがいるお金持ちの女性に恋愛して、その人を連れて逃げるみたいな。
吉川 ロミジュリみたいな感じです。
高萩 追っ手から守り続けるみたいなストーリーなんです。今回は男性目線の歌詞なので、どんな気持ちで女の子を守りたいかとか、男性らしい表情とか歌い方とかを意識しました。
──初めて男性視点の曲ですか?
高萩 そうです。今までブリブリの女の子が多かったので。
吉川 私は声が高いので、あんまりかわいくならないような歌い方を意識するのが難しかったです。かっこよく歌おうって思ってます。
高萩 逆に、私はこっち系の曲が合うかも。この曲の歌は、ウチらがどれだけ表現できるかにすごいかかってるんですよ。サビで“Be lonely together”って歌い上げるところがインパクトすごいんです。切ない感情も強い心も入れつつ、どれだけお客さんの心に訴えかけられるかがポイントなので気合い入りますね。