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UPDATE|2019/09/07

蓮舫議員「政治家になるより芸能界で生き残る方がリスクが高いと思った」【井上咲楽の政治家インタビュー】

左から井上咲楽、蓮舫 撮影/松山勇樹



井上 自分の軸を持って……ですね。実は今日、芸能界で生き残るアドバイスもいただけたらなと思っていたんですけど(笑)、先に答えをいただいた気がします。著書でもおっしゃっていましたが、蓮舫さんは物事を5年単位で考えているんだとか?

蓮舫 小さいときに父にそう教えられて。小学生のときは中学、中学生のときは大学、大学生のときは社会人を見ろ、と。5年という単位はリアルなんですよね。将来が。咲楽さんは今、19歳でしょう。24歳で何をしているか想像してみて。結婚しているか、どんな仕事をしているか、自分はどんな体型で、どんな大人の女性になっているか。

井上 うーん……。

蓮舫 実はそれって全部、今から取りかかれば作れます。結婚したいと思うなら、相手を探す5年間にすればいいの。

井上 ああ、なるほど。

蓮舫 でしょう。こんな仕事をしていたいと思っていたら勉強して足りないものを学んでいけばいい。5年というのは、それができる時間なんですよね。1カ月後、1年後はあっという間に流れていくから。

井上 今もそれは変わらずですか?

蓮舫 うん。

井上 国会議員の仕事、大変だなと感じることありませんか?

蓮舫 とっても刺激的で面白い仕事だよ。だって、勉強できるんだもん。国会図書館の資料を活用できるし、各省庁からも直接説明を受けることができるし、問題点があった場合には実際に自分で指摘することもできる。しかも、法案を出すこともできますから。

CREDIT

取材・文/佐口賢作 撮影/松山勇樹


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