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UPDATE|2019/09/08

安田大サーカス クロちゃん、乃木坂46 新キャプテン・秋元真夏を語る

クロちゃん

バラエティ番組ではドッキリをかけまくられ、ネットではなにかと炎上……と今一番バズッてる芸人クロちゃんが、大好きな「アイドル文化」について、お題に沿って語ります。今回のテーマは「リーダー」。乃木坂46を率いる新キャプテンも決まったこの夏、アイドルグループにおけるリーダーの存在とは?


乃木坂46の新キャプテンに(秋元)真夏ちゃんが就任すると発表されましたね。絶妙な人事だと僕は思います。ポイントは彼女が最初からいる1期生だけど、学業専念のために活動休止していた期間があるということ。復帰してから選抜入りして八福神にもなったけど、もしかしたら周りからは「なんで?」というやっかみの声もあったかもしれない。誰かが昇格するということは、誰かが外されるということでもあるわけで、そういう難しい立ち位置を経験しているからこそ、いろんな人の気持ちが分かる。調整型のキャプテンとして機能するはずなんですよ。

グループの中で世間的にエースだと認識されているのは白石(麻衣)ちゃんや(齋藤)飛鳥ちゃんかもしれないけど、キャプテンとなると真夏ちゃんで大正解。なぜならキャプテンとエースでは求められるものが違うからです。エースとリーダーは別の人がやるべきだというのが僕の考えですね。

エースというのは我が強いというか、「こっちにパスを回せ!」とゴール前で主張できるタイプが向いていると思うんです。ところが「私が! 私が!」タイプがリーダーも兼任するとなると、今度は逆に「〇〇とその仲間たち」みたいな感じになっちゃう。それ以外のメンバーは存在感が薄れてしまうんです。誰か1人が絶対的な権限を持つのは、アイドルグループとして少しいびつかも。

そもそも、たかみな(高橋みなみ)も中澤裕子さんも立派なリーダーだったけど、エースでセンターとして活躍していたタイプではないし。エースだったあっちゃん(前田敦子)だってリーダーに適任だったかというと疑問ですしね。

CREDIT

取材・文/小野田衛


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