アイドルの真夏の祭典「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」。数多のアイドルが名を連ねる中、ガールズバンドとして他とは一線を画すのが、“驚異の顔面偏差値”として話題のたけやま3.5だ。2年連続となるTIF出場だが、今年は昨年以上に「バンド」としての達成感を感じたという。もともと楽器未経験だったという彼女たちはいかにしてこのステージまで辿りついたのか?
──まず、たけやま3.5というグループの紹介からお願いします!
武田 たけやま3.5は、愛媛発の4人組ガールズバンドです。実際に楽器も演奏していて、特にこの夏からはバンドとしての活動に力を入れているんですけど、アイドルさんとの対バンライブも多くさせてもらっています!
──TIFは今年で2回目の出場となりましたが、いかがでしたか?
星川 今回は「しっかり演奏をする」という目標を立てて、前日も4人でスタジオにこもって練習するくらい気合を入れました! なので、去年よりレベルアップした演奏ができたかなと思っています。
脇田 私は去年はドラムを叩かない曲もあったんですけど、今年は全曲叩きました。ガールズバンドらしさを見せられたと思います!
濱邊 私は初めてギターソロを弾きました! この夏の目標が「バンドとしての覚醒」だったので、それに近付けたんじゃないかな、と!
(※濱邊の濱は俗字が正式表記・以下同)
武田 今年はSMILE GARDENという大きなステージに初めて立つことができて、とてもうれしかったです。しかも、お客さんの数がものすごく多くてびっくりしました!
星川 人が多過ぎてめっちゃ緊張して、お腹が痛くなりました(笑)。
──昨年と比べて、お客さんの反応も違いましたか?
脇田 全然違いましたね。お客さんの人数もすごく増えたし、盛り上がりもすごかった!
武田 私たち、いつもライブ後はツイッターでエゴサをするんですけど、SMILE GARDENの後はたけやま3.5についてのツイートがすごく多くて! こんな経験は初めてだったので、みんなでいっぱい“いいね”を付けました(笑)。
──現在バンド活動に力を入れているとのことですが、そもそも皆さんは「バンドがしたい」と思って集まったわけではないんですよね?
脇田 そうなんです。みんな同じ事務所に所属はしていたんですけど、ある日プロデューサーさんに集められて「バンドをやらないか」と言われて。
武田 みんな楽器は未経験だったので、小さな音楽スタジオに入って誰がどのパートを担当するかを決めるところからスタートしました。