──実際にアイドルになって、大変さだけじゃなく面白さもあったと思うのですが。
中川 ハイ、面白さの方が強いなって思ってました。難しいこともあるんですけど、世の中って難しいことがいっぱいあるのが当たり前じゃないですか。なので、初めての経験とかたくさんできて面白いです。いろんな人と関われるし、毎日が面白いです。
──では、高萩さんから見ての中川さんってどんな印象ですか。
高萩 背伸びして頑張っている印象で、しっかりしていますよね。でも、たまに中学生らしい発言とかリアクションがあるのでかわいらしいですね。おませさんでかわいい。
中川 3期メンバーが入る前は、1期メンバーの一番年下のかじぃ(鍛治島彩)とも、私たち2期メンは4つくらい年の差があったんです。だから、自分も大人にならなきゃと思って落ち着いた感じにしてたんです。でも、ほのかが全然落ち着いてないしワーワーうるさくて、前はよく“うるさい!”“なんで?”ってケンカしてました(笑)。
──初期メンと中学生2人の間の年齢にあたる新メンバー3人が入ってグループの年の差がなだらかに埋まりましたね。
中川 ハイ。そしたら、全員ともっとコミュニケーションを取るようになれたし会話が弾むようになったんです。新メンバーが入ったおかげで、全員との仲がすごく深まりました。新しい風が入ったなって思いました。
高萩 それは、私たち初期メンもうれしかったです。仲いいけど、私は22歳だしやっぱり中学生とのコミュニケーションって難しいじゃないですか。高校生が入って、グループ内の風通しがよくなった感じがすごくします。
中川 今の体制になって、みんなひとりひとり個性がすごくわかるようになりました。ひとりひとりの光るものが強いので、それがすごく見えるんですよ。毎日みんなの新しい発見があるし、ほんとに一緒にいて楽しいです。その中でも、ちなっちゃんには一番お世話になってるなって。ダンスも歌も礼儀もMCも全部教わってるので。
高萩 でも、私もちーこにいろいろ頼るよね。動画とか歌詞カードとか持ってる?とかラインで聞くし。そういうとこ、すごいしっかりしてるんですよ。
中川 ドロップボックスにアプガ(2)のファイルがあって、歌詞カードとか今までの全部のバージョン持ってます。
高萩 データ管理が上手。
中川 そういうのをしっかりしようと思ったのも、自分がパフォーマンス面で全然できないからなんです。グループのことを考えたときに、メンバーのサポートしかできないって思ったからなんですよ。
高萩 健気!