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UPDATE|2019/09/11

元HKT48・兒玉遥インタビュー、アイドル時代から現在まで辿って見えた可能性

兒玉遥 撮影/佐賀章広



 9月13日から舞台「私に会いに来て」が開幕する(9月16日まで東京・新国立劇場 小劇場にて。9月19日から20日まで、大阪・サンケイホールプリーゼにて公演)。

 この舞台で彼女は女性記者の役を演じる。いままで経験したことのない役柄を「現実の私とはギャップだらけ!」と評する。

 これまでもたくさんドラマには出演してきたが、基本的には48グループのメンバーに囲まれての演技で、そこに数人、プロの役者さんが加わるという座組みになっていた。

 だが、今回は当然のことながら、全員が初共演となる役者さんたちばかり。ここでも甘えは許されない。

「私、人見知りなんですけど、もうそんなことも言ってられないので、自分からグイグイ、コミュニケーションをとっていきます! 

 本当にいつもの私とは全然、違う役柄なので、ファンの方はそのギャップだけで楽しめると思うんですけど、初めて私を見てくださる方も多いと思うので……ここで評価していただけないと、次につながってはいかないので、丁寧にしっかりと演じていきたいな、と思います」

 そもそも彼女は「マルチタレントになりたい」という夢を掲げていた。今でもその夢に変わりはなく、基本的には女優業をメインにしながら、いずれはいろんな仕事にチャレンジしていきたい、という。

「1つの夢として、やっぱり華やかなレッドカーペットを歩いてみたい、というのがあるので、映画にも出てみたいなって思うし、お話があれば歌も唄っていきたいです。

 あと、ピンポイントな話になっちゃうんですけど、今までやったことがない『1人で外ロケ』をテレビでやってみたいんですよ。所ジョージさんの『笑ってコラえて!』(日本テレビ)で『朝までハシゴの旅』ってコーナーがあるじゃないですか。あれに出てみたいんですよ。

 お酒は強いのかどうか、自分でも分からないんですよね。めちゃくちゃ酔っぱらった経験がないので。でも、朝まで飲みながら、ずっとおしゃべりしているのは好きなので、いつか絶対に出たいです!」

 最後にいささか失礼だが、ファンも多いに気になっているであろうことを聞いてみた。兒玉遥といえば、その「滑舌」がキャラになるほど有名だが、女優業をやる上で大丈夫?

「大丈夫です! ちゃんとボイストレーニングも受ける予定だし、もともとセリフさえいただければ、私、滑舌、大丈夫なんですよ、アハハハ。本当かどうかは舞台を観に来ていただいて、確認してください」

 令和元年9月13日。

 兒玉遥の歴史は新しい幕を開ける。

▽兒玉遥(こだま・はるか)
1996年9月19日生まれ、福岡県出身。158センチ。O型。ニックネームは「はるっぴ、はるるん」。2011年7月10日、HKT48の1期生オーディションに合格。センターや選抜メンバーとしてHKT48を牽引していた。2017年に体調不良のため休養期間に入り、2019年6月9日をもってHKT48を卒業。今後は女優として活動していく。

舞台「私に会いに来て」
2019年9月13日(金)~16日(月・祝)/東京都 新国立劇場 小劇場
2019年9月19日(木)・20日(金)/大阪府 サンケイホールブリーゼ
CREDIT

取材・文/小島和宏 撮影/佐賀章広


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