渡り廊下走り隊が1月9日、東京・台場のZEPPダイバーシティ東京にて解散コンサートを行なった。2009年1月に渡辺麻友を中心に4人で結成し、加入や脱退で5人や7人など形態を変えながらも活動を続けてきたが、遂に解散を迎えた。
本コンサートでは限定2000人のファンを前に、シングル曲の『初恋ダッシュ』や『完璧ぐ～のね』、『希望山脈』など全27曲を熱唱。
本番前には、渡辺と菊地あやか、岩佐美咲（以上AKB48）、仲川遥香（JKT48）、多田愛佳（HKT48）、浦野一美と平嶋夏海の現メンバー7人が囲み取材に応じた。
渡り廊下走り隊
解散コンサートでパフォーマンスする渡り廊下走り隊。前列左から多田愛佳、渡辺麻友、仲川遥香。後列左から小森美果、平嶋夏海、菊地あやか、岩佐美咲。
その後、メンバーそれぞれが他のメンバーに対して、感謝のメッセージを口にする場面も。
多田（渡辺に） 今まで引っ張ってくれてありがとう。
渡辺（仲川に） うるさいなと思うこともあったけど、“はるごん”がいたからこそ楽屋が楽しくなったし、ムードメーカーになってくれてありがとう。
平嶋（菊地に） “あやりん”が入る時には戸惑う気持ちもあったけど、（ユニットが）もっともっと良くなったと思うので、勇気をもって入って来てくれてありがとう。
菊地（岩佐に） “わさみん”が入ってきて、渡り廊下走り隊の歌唱力が上がった気がします。ありがとう。
岩佐（浦野に） 色々と葛藤もあったと思います。ダンスが上手くないのに、いつも頑張って自主練している姿を見て、元気をもらいました。ありがとうございます。
浦野（他のメンバー全員に） デビューから見ているのですが、私にとってはみんなカワイイ妹です。これからはみんなもお姉さんになるので、自覚をもって頑張ってほしいです。
この浦野のエールに対して渡辺が「（浦野は）デビュー当時から見守ってくれていて、ママみたいな人です」と返すと、浦野は「ママじゃなくて、お姉さんって言って！」とツッコむも、その瞳には涙が浮かんでいた。
そんな中、最も息長くソロで活躍しそうなメンバーを聞かれると、メンバー5人が、「“わさみん”は演歌をやっているし、この先何十年と残っていくよね」と岩佐を指名。さらに、「“はるごん”も海外（JKT48）でCMにバンバン出たりしているし」と仲川の名前も挙がった。
また、昨年7月に各姉妹グループの研究生（当時）によって結成された派生ユニットの“後輩”でもある「てんとうむChu!」へのアドバイスを求められると、渡辺は「若いうちは一瞬なので、その一瞬を大事にしてほしいですね」という言葉を贈った。
■渡り廊下走り隊 オフィシャルサイトhttp://www.watarirouka.com/ 
