──卒業する前に聞きたいんですけど、北川さんのSKE48での一番の思い出を教えてください。
松本 聞きたい!
北川 ホントに1つに決められないですが、大きなコンサートに立てたことや、大好きなAKB48を兼任できたことも幸せだったし。
松本 宮澤佐江さんとも一緒にできたじゃないですか?
北川 憧れの佐江さんと同じチームで活動できたのも幸せでした。他にはセンターもやらせてもらったり、可愛い衣装を着させてもらったり、MV撮影で初海外にも行けたし、いろいろ濃すぎて一番が決められないです。それだけでもSKE48に入ったかいがあったなって。本当に幸せでした。
──うれしかったことは?
北川 最近だと総選挙で27位に入れたこと、UNEEDNOWのモデルをやれたこと、メンバーといろいろなところにお出かけしたこと。よく覚えているのがチームSのMV撮影の休憩中、みんなで海に行ったときはそういうことをしたことがなかったので、うれしかったですね。1人の女の子に戻った気分というか、青春だなって。キリがないですね。
──―逆に一番悔しかったことは?
北川 たくさんチャンスをもらったけど、最終的にはいかせなかったことですね。100個のチャンスをもらって、100個のチャンスをいかせたかといったらそうじゃないし。それこそ、選抜でポジションが後ろに下がっていったこともそうですし、期待されていたのに応えられなかったなって。
──応えたかった?
北川 そうですね。若いメンバーが中心となって、SKE48が変わっていくのを見ていて、私じゃなくて、その子が前に行く方がうまくいくんだなって、現実を知るというか、厳しいなって。私は違ったんだなって。ファンの方にも申し訳ない気持ちでした。今一歩だったなって。