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UPDATE|2019/09/15

引きこもりニートからアイドルに、アプガ(2)森永新菜の真面目さとヤバさ

右から高萩千夏と森永新菜 撮影/土屋恵介


──では、シングル『Be Lonely Together』ですが、森永さんのこだわったところは?

高萩 新菜のMVの演技がすごく上手でした。曲に合わせていいタイミングで自分で涙流したんですよ。

森永 演技は中学生のころから一応やってたので、活かされたって思いました。もともと台本に“森永涙を流す”って書いてあったんですよ。それ見たときにうわっと思って、移動中のバスはめっちゃ暗い曲聴いて気持ち落としてました。

高萩 入りこみがすごいんです。この曲のライブ中に2人で目合わせるところがあるんですけど、毎回、新菜がすごく曲に入り込んでて。それ見て、私ももっと入り込まなきゃって思うんです。

森永 2人で必死な顔してますよね(笑)。もう、お互いの顔を同時に見てほしいくらい、ほんとに必死な顔してると思います。

──ライブのときの森永さんは、力入ってるのか普段の顔と違う顔面になってますね。

森永 そーなんですよ、私やりすぎちゃうんですよ。昔、演技レッスンに通ってたときに少し悲しい内容の役をやったんです。そしたら入り込みすぎて悲しくなりすぎちゃって、涙と鼻水が止まらなくなって過呼吸になっちゃったこともありました。

高萩 不器用なんだと思います。しかも、めちゃめちゃまじめで熱心にやるんですけど、集中力が切れるの早くてそこだけが残念だなって。

森永 一点集中しちゃうんですよ。極端なんです。スタートダッシュで力が入りすぎて、長距離走が苦手なタイプかもしれません。

高萩 それは自分でコントロールできるようにならないともったいないよ。ツアーでも最初の方頑張りすぎて後半バテバテになってたじゃない? 気合も大事だけど、後半まで保たないと意味ないからね。
AUTHOR

土屋 恵介


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