初の東京ドーム2DAYSなど、今年の夏も熱く駆け抜けてきた欅坂46。加入当初はマスコット的存在として可愛がられてきた尾関梨香は、ツアーのMCパートで司会を務めるなどこの夏も大きな成長を見せた。全国ツアーの裏側にはどんな物語があったのか、尾関梨香に聞いたインタビューを『月刊エンタメ』掲載のグラビアカットとともにお送りする。(『月刊エンタメ』11月号掲載インタビュー)
──「欅共和国」では可愛らしい水兵衣裳の尾関さんが話題になりましたが、ツアー公演ではそのイメージを覆すクールな演出ばかりでした。
尾関 本当に。「欅共和国」で笑っていた私たちはどこに行ったんだろう(笑)。今回、MCとアンコールくらいしか笑顔の場面がなくて。でも、欅坂46らしい雰囲気に戻ったなとも思いました。
──確かに、MCでメンバーが笑顔でしゃべっているのを見たら少しホッとしました(笑)。
尾関 MCはCMのように、1回世界が変わったみたいな演出にしているってスタッフの方に聞きました。MC前の映像がそのきっかけになっているんです。
──MCでは尾関さんが司会進行する場面もありました。
尾関 今までMCの進行をしたことが1回もなくて、この全国ツアーが本当に初めてでした。
──そう感じさせないくらい、しっかりと進行していました。
尾関 いや、全然……。とてつもなく緊張して、仙台公演の1日目はMCに参加しない他のメンバーと一緒にステージからはけちゃおうと思ったくらいです(笑)。ラジオだと話せるようになってきたんですけど、ステージで話すのとは全然違って。