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UPDATE|2019/10/04

TEAM SHACHI、改名からの進化と深化を語る「濃すぎるぐらい濃い1年だった」

左から坂本遥奈、秋本帆華、咲良菜緒、大黒柚姫 撮影/土屋恵介


──昨年10月からはサブメンバー的にブラス民(TEAM SHACHIの6人編成のホーン隊)を加えた編成になりました。あの編成になったのはなぜだったんですか。

咲良 最初、スタッフさんからホーン入れるのどう?ってアイデアをいただいたんです。私たちもメンバーが4人になって改名して自分たちの力だけでやっていくことに、正直不安もあったんですよ。そこで、ホーンが入ると音楽が変わるし、みんな女性メンバーで一緒に踊れるって、これは一気に生まれ変われると思ってやりたいですって言いました。

──実際、一緒にステージやってみていかがですか?

咲良 もう、ブラス民ありきって感じですね。

大黒 いると格好いいでしょって自信満々で届けられるので、ブラス民も含めてTEAM SHACHIだなって思います。

坂本 ブラス民はただバックで演奏するんじゃなく、一緒にフォーメーションを組んだり、激しく踊って吹くんですよ。そういうグループは他にはなかなかいないし、そこはTEAM SHACHIの強みですね。10人のフォーメーションになるので、目でも楽しめます。

──インパクトありますよね。あと、ギターに日高央さん(THE STARBEMS / BEAT CRUSADERS)、ドラムにBuntaさん(TOTALFAT)が参加したスペシャルバンドの結成も刺激になったんじゃないですか。

秋本 めちゃくちゃ刺激になりました。

咲良 新しいシングルの「Rock Away」を日高さんに作っていただいて、それを夏フェスでやれて。

秋本 この夏はスペシャルバンドで、北海道の「JOIN ALIVE」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、「SUMMER SONIC」に出させていただいたんですけど、どんどん新しい発見がありました。私たちはアイドルの乗り方しか知らなかったんですが、日高さんからロックフェスでのお客さんの煽り方とかを教われたんです。特に「サマソニ」は、すごく自分たちも満足できるライブができたねってみんなで話しました。

大黒 しかも、日高さんたちがすごい気さくなんです。「JOIN ALIVE」の前日に、はると私でCDショップでトークショーと特典会をしたんですけど、そこに日高さんとBuntaさん、ベースのMIYAさんが来てくださったんです。トークショーに乱入してくれて、そのあと3人が握手会のレーンに並んでくれたんです。私たちが終わったあとには、日高さんがタフ民(TEAM SHACHIのファン)と握手会をしたりして(笑)。TEAM SHACHIとしては初の北海道で不安もあったんですけど、一気に「JOIN ALIVE」が楽しみになりました。

──TEAM SHACHIとして、この夏さらに前進できたわけですね。他に今年の夏で印象に残っていることはありますか?

大黒 私、「JOIN ALIVE」の本番の大舞台でBuntaさんとドラムを叩かせていただけたんです。私、ドラムは習ってるけど趣味くらいのレベルなのに、TOTALFATのBuntaさん直々に教えてもらって一緒に叩けるなんて。自分の人生ですごく大きな出来事でした。

咲良 夏に名古屋グランパスさんの企画「鯱の大祭典」の広報大使になったんです。試合に行ったりパフォーマンスしたり、サッカーの夏でもありました。ピッチに立たせてもらって、サポーターのみなさんの熱量を直に感じられたのはすごく印象的でした。

坂本 あと8月と9月に、ニューシングルのカップリング曲「わたしフィーバー」を作っていただいたフレンズさんと対バンさせてもらったんです。そもそも私たち対バンもあまりしたことなかったし、吸収できる部分がいっぱいあって楽しかったです。なので、これからいろんな方と対バンやりたいなって思いました。

──誰とやりたいですか。

坂本 今一番一緒にやりたいのはジェニーハイさん。(川谷)絵音くんはゲスの極み乙女。で同じレーベルで昔から仲いいんです。去年ジェニーハイさんのステージにちょっと出させてもらってすごい楽しくて。そのあと、絵音くんが一緒にやろうよって言ってくれたんですよ。

咲良 絵音くん、言ってくれるんだけど、なかなかタイミングが合わず実現できなくて。

秋本 でも、SNSで言ってくれたからね。

坂本 こっちはいつでも待ってます!(笑)
AUTHOR

土屋 恵介


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