──人間好きというより「遮二無二“話が長い”」ですね(笑)。ではお次は。
三品 私は「“遮二無二”ギリギリに生きてる!」。常に自分を追い込まない限り頑張れないタイプで、余裕をもって行動できた経験が一度もないんですよ。出発の時間までソファーでボーッと携帯をいじって、出発30分前になってワーッ!と準備を急ぐみたいな人生をずっと送っています(笑)。
小玉 瑠香とホテルの部屋が一緒になると、「生きてる時間、違うなぁ……」と思う。私はとにかく早起きで、準備はパパッとやっちゃうタイプで。私の準備が終わる頃に瑠香が目覚めるんですよ(笑)。
──ギリギリ行動が多いとは言っても、定時に間に合うようには動いているんですよね?
三品 いや……遅刻、します(ボソッ)。
──あっ、遅刻しちゃうんですね。
一同 (笑)。
坂元 集合時間1分前になると、反対の道路に瑠香の姿が見えるんですよ。信号を待っている間に時間が過ぎて、信号が青に変わった途端ダッ!と走ってきて、着いた途端「ギリセーフ!」って言うんですよ。
廣川 間に合ってないからね(笑)!
三品 いやぁ、私としてはみんなの視界に入ったら到着だと思っているの(キッパリ)。1分ぐらいなら誤差の範囲。そもそも、誰の時計が正確なのかわからないでしょ。
松田 屁理屈がスゴイ(笑)。
三品 集合場所で待っている時間が人生で一番もったいない時間と、思っているんですよ。ギリギリ到着こそが、自分の時間を無駄にしないための私の中の計算しつくされた行動なんです! 必要最低限の動きだけで一日を乗り越えたいんです。
廣川 ムダな動きをしたくないあまりに、家に帰ってもリュックを下ろさないんだよね。
──……えっ!?
三品 帰宅してもリュックを背負ったままソファーに1時間ぐらい座って、ボーッと携帯を触っちゃうんですよ。もう本当に動きたくなくて。
松田 リュックを下ろすことすら面倒ってスゴイ(笑)。
廣川 “ギリギリ”というより、「遮二無二“省エネ”」だね(笑)。
三品 その通り(笑)。