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UPDATE|2019/10/08

『乃木坂工事中』四つ巴バトルで白石麻衣ら1期生が見せつけた「乃木坂46としての高潔さ」

アイドル番組定点観測 第34回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第34回となる今回の観測期間は9月30日(月)〜10月6日(日)。



夏ツアーに参加したりシングル表題曲選抜に入ったり、若手メンバーの4期生も順調な成長を見せている乃木坂46。そんな中、メンバーが期生ごとに分かれて一斉にガチンコ対決をする「四つ巴バトル」が10月6日(日)放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京)で開催。そこで強く印象に残ったのは、アイドル9年目を迎えた1期生たちの姿でした。

最初の競技「四つ巴綱引き」は第1戦目から想像以上に白熱する展開に。長い長い勝負を制したのは3期生。1期生チームの白石麻衣・秋元真夏・松村沙友理は全力で後輩たちと戦い、敗れ、力尽きてスタジオの床に倒れ込みしばらく動けなかったほど。

ここぞばかりに爪痕を残そうとする若手ならともかく、白石のような押しも押されもせぬトップアイドルであればわざわざここでブッ倒れるほど全力を出さなくても良かったんですよ。うまい具合に手を抜いてきれいに負けるくらいの技術は持ち併せているはず。でも彼女たちはそれを良しとしなかった。

「たとえみっともない姿をさらすことになっても、全力でやり切ることに意味がある」――と伝えようと思ってやったわけではないだろうけど、目の前でそれを見た後輩たち(特に4期生)は心を打たれたのではないでしょうか。第2戦の「四つ巴カードゲーム」では生田絵梨花が「(ゲーム中ずっと)上の歯を露出する」というアイドルとしては恥ずかしいミッションを完遂したのも、きっと刺激になったはず。一視聴者である筆者も、そんな彼女たちの姿から「乃木坂46としての高潔さ」「トップアイドルとしてのプライド」のようなものを感じました。

それに呼応するかのように4期生・矢久保美緒も、顔がカメラに映らない姿勢になるというオイシくない状況になってもガッツで応戦。生田ら先輩メンバーに食らいついていく姿に“乃木坂イズム”を感じたし、ガチとガチがぶつかり合う見応えのある名勝負だったと思います(もっとも、言葉にすればそんな感じの熱い勝負だったんですけど、見た目自体はみんなとても変でめちゃくちゃ滑稽でした)。
AUTHOR

左藤 豊

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