Sen Morimotoとバンドメンバーがステージに揃うと、「今日、コラボさせていただくSenさんです」と和田が紹介。フリージャズとヒップホップを融合したメロディアスな楽曲で注目を集めるSen Morimotoは、ジャパンツアーを開催する。MC中に、10月24日に代官山UNITで開催する彼のライブに和田がゲスト出演することが発表された。
MCから自然に流れるように、ノートを持った和田は、Sen Morimotoの奏でるメランコリックなエレクトリックピアノのサウンドに乗せてポエトリーリーディングを始める。人と人の受け取り方の違いや“感情を超えたその先を見てみたい”という言葉を優しい口調で語っていく彼女。ポエトリーリーディングを終えた和田は、凛とした佇まいで深くお辞儀。大きな拍手に包まれる会場に向かって、彼女はにこやかな微笑みを浮かべステージをあとにした。
短い時間ながらも充実のステージを見せてくれた和田彩花。ソロでの初のステージを終えたあとばかりの彼女にコメントをもらった。まず、ライブを終えての感想を尋ねると、「緊張しました。でもそれだけじゃなかったですね。やっぱり曲も言葉も早くみなさんに届けたかったので、それができてうれしかったです。でも、ステージの出来に関してはどうだったかな(笑)。そこは自分を振り返り、反省し、次に活かしたいと思います」と語った。
アンジュルム時代とはがらりと違う状況でのパフォーマンスについて聞いたところ、「私の中で変化はないんです」という意外な答えが返ってきた。「もちろんステージにいるのがひとりだから、緊張してもみんながいる!って思えないことは寂しかったですよ。でも、感覚としてはむしろ自分にどんどん近づいて行ってるから、心地よかったです」と述べた。