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UPDATE|2019/10/26

カントリー・ガールズが体現した“媚びない可愛らしさ” 活動休止までの歴史を名曲と振り返る

左から小関舞、船木結、森戸知沙希、山木梨沙


嗣永が卒業する少し前、ハロプロファンを騒がせる出来事があった。それはカントリー・ガールズのメンバーが他グループを兼任するということだ。

森戸はモーニング娘。、船木はアンジュルム、梁川はJuice=Juice、山木と小関は兼任はせず学業を優先しながらの活動に。そこから兼任メンバーはそれぞれのグループでの活動がメインとなり、山木は大学生アイドルユニット・カレッジコスモスとしての活動を始め、カントリー・ガールズの活動を見られる機会はハロー!プロジェクトのコンサートとファンクラブイベント、そしてレギュラーラジオだけになってしまう。

そんな状況の中、今年3月には梁川がカントリー・ガールズとJuice=Juiceから卒業、芸能界を引退。そして今回のグループ活動休止の発表だ。どこかやるせない気持ちも感じながら、ファンはその決断を受け入れようとしている。

今年の夏、4人体制になって最初の楽曲「One Summer Night〜真夏の決心〜」が配信された。MVでは、ずっと抱えてきた恋心や夢への思いを打ち明け、前に進むメンバーの姿がドラマ仕立てで描かれている。発表を受けた今、前向きだがセンチメンタルなこの曲を歌う彼女たちの姿は、グループとしての決心が重なってしまい、より切なく映る。



カントリー・ガールズは約5年の活動を経て、アイドルの王道でありながら、今の時代にアップデートしたチャーミングなグループへと成長した。これまで培った実力や学びは、それぞれの道を歩む彼女たちにとって、きっと大きな助けになるのだろう。

そしてファンもこれまでカントリー・ガールズにもらった感動や笑い、涙をすべて糧にして、美しく羽ばたく彼女たちをどんなときも応援し続けるのだ。いつか「すごいじゃん、そんな未来」と言える日がくるように。

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