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UPDATE|2019/11/10

クロちゃんが提言「“愛知が興行不毛の地”はもう古い! 名古屋で見たアイドルの新たな可能性」

クロちゃん



地元密着で地道に活動を続けるか、東京進出してメジャー展開するか……これは非常に難しいところだと思います。芸人の場合、地方でも食っていけるんですよ。パラシュート部隊さんやゴリけんさんが、九州で絶大な人気を誇っているのがいい例ですけど。一度ガーンとメディアに出て有名人になれば、営業とかにも呼ばれ続けますし。ただアイドルがビジネスとして難しいのは、物販が重要になってきますから……。

かれこれ9年くらい前、「アイドル戦国時代」という言葉が出始めた頃、「これからはご当地アイドルの時代だ」と言われていたんですよね。一時期、その勢いが失速したのは事実ですけど、東京がすべてだと僕は思えない。やっぱり実際に地方に行かないと分からないことってありますって。アイドルを観にいったついでに、その地方の美味しいものを食べて、仲間たちとお酒を飲む……最高じゃないですか。そうすれば経済も回りますし。増税に対抗すべく、今こそ僕たちアイドルファンが立ち上がるべきじゃないですかね。

(『月刊エンタメ』2019年12月号掲載)

クロちゃんの「このアイドルに注目!」
TEAM SHACHI
常滑のイベントにも出演したTEAM SHACHIですが、デビュー当時のやんちゃなイメージからアーティスティックな方向に舵を切った印象がありました。最近は「ブラス民」と呼ばれる6人の覆面メンバーと共演することが多いんです。管楽器に囲まれながら、メンバーは元気いっぱい踊っていますね。今はちょうどグループが変わっていく時期だと思うので、ここからしばらくは目が離せない展開が続くんじゃないかと思いますよ。

▽クロちゃん
1976年12月10日生まれ、広島県出身。お笑いトリオ安田大サーカスの一員。大のアイドル好きで、忙しい合間をぬって アイドルライブへと足を運ぶ。ドッキリ、炎上などのイメージが強いが、アイドルへの思いはピュア。
Twitter:@kurochan96wawa
CREDIT

取材・文/小野田衛


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