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UPDATE|2019/11/03

アイドルたちが涙の真っ向勝負「ライブスタイルダンジョン」に見たライブイベントの新たな形

10月3日(木)に新宿BLAZEにて行われた「ライブスタイルダンジョン vol.2」


審査員制の導入されたことによって、会場に来ているファン数の差に左右されることなく純粋にその日のステージ、パフォーマンスで勝負が決定するというのは実に公平性がある。バトルの形式は、各グループが総当たりで対戦していき各対戦ごとに審査員が良かったと思う方のグループに勝利ポイントを投票。勝利ポイントの多いグループが勝ちとなり、イベントを通じての勝利ポイント数の合計で優勝が決まる。

そもそもラップのフリースタイルバトルは、対戦者同士がラップで戦い、内容とスキルで競って勝敗を決めるヒップホップの文化の上で成立しているもの。だがアイドルのカルチャーでは、基本的にアイドルが競い合うことは無いに等しい。その上で、あえてアイドルがガチで戦うところに「ライブスタイルダンジョン」の醍醐味がある。

「アイドルで数字が出るのはオリコンのチャートや動員数。パフォーマンスに勝ち負けをつけるのは、まず無いですよね。(パフォーマンスに勝敗がつけられる『ライブスタイルダンジョン』は)だからこそみんな必死になるし、いいパフォーマンスになるし、それって必要なことだと思うんです。普通の対バンだと、終わったあとにお客さん同士が今日はうちが優勝だとか話すことはあっても、目に見える勝敗は出ないですよね。実際にそれを可視化することにきっと意味があると思うんです。観ている人もそこに面白さを感じていただいていると思うんです」(同前)

ある意味タブーなラインを踏み越えることで、ギリギリのマインドで最高のパフォーマンスを見せなければならないのだから当然メンバーに負荷がかかってくる。しかし、プレッシャーを跳ね除けたところで、素晴らしいものを発揮するというのは確実にあることだ。

「どこのグループでもそうじゃないかな。負荷がかからないところでパフォーマンスしてても、伸びなかったり、面白いものは生まれない気がするんですよね」(同前)

そうした勝ち負けを含みながらも楽しいエンターテイメントとして成立しているところが、「ライブスタイルダンジョン」の唯一無二の面白さのように感じる。
monogatari
monogatari(10月3日に行われた「ライブスタイルダンジョン vol.2」より)
AUTHOR

土屋 恵介


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