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UPDATE|2019/11/06

AKB48グループ歌唱力No.1決定戦でリベンジ、HKT48秋吉優花が体現する「カメがウサギに勝つ方法」

「第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」優勝発表の瞬間(10月31日/赤坂ACTシアター)


秋吉がHKT48に合格したのは、同グループが結成された翌年(2012年)のこと。2期生としての入門だったが、同期の田島芽瑠、朝長美桜の後塵を拝した。2ndシングル『メロンジュース』、3rdシングル『桜、みんなで食べた』にこそ選抜メンバー入りを果たしたが、それ以降、選抜には5年以上も声がかかっていない。

彼女が目立つのは、コンサートのMCだ。何か言われた際、一言で返す能力が高かった。自分の容姿をイジることも厭わず、彼女によるおにぎりの被り物は定番となっている。いわゆるネタキャラのイメージが強い。

2014年3月、福岡で観たコンサートのMCがきっかけで、私は秋吉と、これまた口がやたら達者な田中菜津美に雑誌連載をオファーした。2人とも同学年。まだ中学生だったが、トークに光るものを感じたからだ。選抜ではなくても個性を発揮する場所はあるということを本人たちに知ってほしかった。

連載の取材を通じて、秋吉のキャラを深く知るようになるわけだが、彼女の長所は「真面目」の一語に尽きる。そもそも学習能力が高く、高校に入ってからは学年1位を貫いた。取材中、彼女が知らない言葉を私が使うと、「それ、どういう意味ですか?」と貪欲に聞いてきた。知らないままで済ませるのが嫌なのだ。

ダンスも見違えるほどに上達した。身長の低さをカバーしようとして、大きく踊るよう努めた。レッスン場が彼女の生息地だった。

趣味で始めたギターは、今では客前で弾き語りを披露するレベルにまで到達。動画配信サイト「SHOWROOM」でその姿は確認できる。また、中国のファンのために中国語を習得しようと励んでもいて、中国語が話せるAKB48のスタッフに教えを請う場面を目撃したこともある。そのうえ中国語教室にも通っているのだから、どれだけ本気かおわかりだろう。

「大好きな音楽を仕事につなげられるよう、普段からギターを猛練習する姿はよく目にしています。最近のHKT48は個別握手会でアカペラのステージを用意するようになりましたが、その発起人は秋吉で、メンバーに歌を教えるなど熱心な姿勢がうかがえます。先月、行われたコント劇ではリハーサル初日から周到な役作りを見せ、周囲を笑いで包んでいました」(HKT48スタッフ談)

歌、ダンス、ギター、中国語、コント劇。いずれも数年前から取り組んできたものだ。身につけたいと思ったら、四の五の言わず実行する。歌唱力を上げるために、自費でレッスンに通ってもいる。この経験が「歌唱力No.1決定戦」への参加につながる。
HKT48
AUTHOR

犬飼 華

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