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UPDATE|2019/12/11

SKE48劇場支配人兼キャプテン・斉藤真木子、12年目の想い「変化を恐れずこれからも上を目指して」

斉藤真木子 撮影/武田敏将 



──先日10月4日にSKE48の11周年公演の前夜祭、5日に11周年公演が行われました。

斉藤 今回はいつにも増してスケジュールの部分でてんやわんやしましたね。でも今できることはやれたかなと思っています。

──48曲を連続で披露して、トータルで52曲も披露しました!

斉藤 周年って毎年同じような内容になってしまいがちなところを、上手に演出してくれたなって思いました。同期のマネージャーさんがセットリストを考えてくれたんですよ。

──2013年4月25日に行なわれたSKE48の単独日本武道館公演での31曲連続披露を思い出しましたよ。

斉藤 ただ、劇場っていう自分たちのホームの場所だからこそ、周年っていうお祝いごとに甘えてしまったのかなって思いも正直あって。振り返ると、(披露した曲の)数で「どうですか!」って勝負している感じはあったかなって。曲の数に対して、パフォーマンスのクオリティが追いつけていたかなと思うところもあった。最近のライブでも思っていたことだったんですけど、私を含めて先輩メンバーが若いメンバーたちに手を差し伸べられていない部分があるし、私自身、気づけていなかった。お客さんに対して、そういう52曲を見せるよりは、本気の1曲を見せられた方がいいんじゃないかと感じてしまって。それに気づけなかったのが一番悔しかったなぁって。数があればいいってもんじゃないのかもしれないし、そういうことに終わるまで気づけなかった。悔しさが残っていますね。

──見せる側と見る側の感覚の違いもあると思いますよ。ファンはすごく盛り上がっていました。

斉藤 でも、52曲やったと言っても、SKE48のメンバー全員が連続で披露しているわけではないんですよ(連続披露では、メンバーが交代でステージに登場した)。例えば今の状態のままで、次に他の場所で6曲だけを披露したときに、それすら完璧にできるだろうかと思うんです。最近思うんですけど、SKE48はそろそろ原点に帰るべきではないのかなって。

──斉藤さんご自身が満足する部分をメンバーに求めるのは大変だと思いますよ!

斉藤 う~ん……私が求めすぎなんですかね?

──ただ、斉藤さんに向上心があるからこそ、メンバーたちも上に行こうという意識になると思います。斉藤さんが考えたり求めたりするのをやめたらグループの動きも止まるかも……。

斉藤 そうですよね。私はSKE48を観てくださる方々には、やはりいいところを観てほしいと思うんです。だからこそ、メンバーたちに要求することも大きくなってしまうのかもしれません。

──そして、今回の周年ではSKE48の名企画「ミッドナイト公演」が復活しましたね。

斉藤 ミッドナイト公演は2年ぶりでした。もろもろ決まるのが遅かったんですけど、セットリストに関しては恒例の一夜漬けをやりました(笑)。今回、大場(美奈)が舞台の稽古に出ていたので最終日までリハーサルに出てこられなくて、1日でリハーサルをやったんです。彼女の過酷なスケジュールの中、前日、当日と彼女の心を折れさせないようにみんなでめっちゃ気を遣って(笑)。ミッドナイト公演に出たいといってくれた大場の気持ちを思って、休憩中におにぎりを持って行ったり、炭酸ジュースを持って行ったり、とにかく食べ物をたくさん持って行ったりして(笑)。大場自身に、気を遣っているのがバレバレで、それを見てまたみんなで笑っちゃうっていう。メンバー全員が必死だけど、ちょっとの笑いがあったんですよね。そんな雰囲気は今までなくて、すごくよかったなぁと。あとは高柳(明音)が卒業発表したんですけど、彼女が珍しく(AKB48の)『軽蔑していた愛情』をやりたいって言ってきて、折れなかったんですよ。どうしてもやりたいって言い出して。その曲をやること自体、おかしいとかじゃないんですけど、みんなもギリギリのところで、誰も踊ったことがない曲をどうしてやりたいんだ! って、怒りに変わってきて(笑)。でも蓋を開けたら、彼女の卒業発表があって。高柳にとって譲れないものがどこかにあったミッドナイト公演だったんだなって。今思えば、ですけど(笑)。

CREDIT

取材・文/林将勝 撮影/武田敏将 

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