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UPDATE|2019/12/08

自公連立20年の節目に、太田昭宏議員が語る「公明党の役割」【井上咲楽の政治家 直撃】

左から太田昭宏議員、井上咲楽 撮影/武田敏将



太田 山の中まで全部無電柱化というのは、すごく大変でお金もかかること。安全のためにはワイヤーで補強する工法などが安価で、技術的に優れていることが証明されています。ですから、山の中の電柱はコストをかけずに支えていき、都市部の無電柱化を先に進めていくというのが現実的ではないかな。そういうふうに僕は思います。

井上 時間のかかる事業ですよね。

太田 そうだね。私の地元の巣鴨の地蔵通りなんかもね、今、無電柱化の工事をしています。世界から見ると、先進国でこんなに電柱が無電柱化されていない国はめずらしい。また、災害も多いですから、「地震が起きました。電柱が倒れました」「台風が来ました。電柱が倒れました」では困ります。停電の原因になり、倒れた電柱が道路を塞げば避難が困難になるだけでなく、緊急車両も通行できなくなります。そういう意味では、大都市部こそ無電柱化を進めるべきです。ただ、無電柱化のネックはお金がかかること。そして、工事期間も1年、2年とかかりますから、商店にとっては商いに大きな影響が出ます。

井上 確かに、商店街の通りがずっと工事中だと困りますね。

太田 ただ、私が大臣だった頃よりも埋設のための工法の研究が進み、より安く、より早くできる方法が出てきているようです。無電柱化事業は、国のお金、電力会社のお金、地方自治体のお金、3つを合わせて着実に進んでいくと思いますよ。

井上 今年の10月、消費税増税が始まり、同時に公明党が主導した軽減税率もスタートしました。イートインとテイクアウトで税率が異なるなど、軽減税率によって起きている世間の混乱についてはどう感じていますか?

太田 軽減税率は面倒くさいという声、キャッシュレス決済はよく分からないという声は伝わってきています。ただ、それでも増税に対して家計を守るための仕組みが必要です。そのために不可欠なのが、軽減税率で生活に不可欠な食料品などの消費税率を低く抑えたわけです。現状、テイクアウトとイートインでの扱いの違いなど、混乱はあります。しかし、人々の変化への対応は早くすぐに慣れると思います。実際、世論調査でも軽減税率をやってよかったという声の方が多いんですね。

井上 そうなんですか。

CREDIT

取材・文/佐口賢作 撮影/武田敏将


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