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UPDATE|2019/12/08

自公連立20年の節目に、太田昭宏議員が語る「公明党の役割」【井上咲楽の政治家 直撃】

左から太田昭宏議員、井上咲楽 撮影/武田敏将



太田 ワイドショーなどでの取り上げ方では、どうしても「こんな混乱が起きている」という切り口になります。でも、消費者1人ひとりの感覚としては、軽減税率にしろ、キャッシュレス決済によるポイント還元にしろ、案外、そんなに難しい話ではないなという反応が多いようです。一番問題なのは、消費税を上げて景気が落ちてしまうこと。その対策を打っており、効果が出てくると言えます。

井上 確かに食料品など生活に不可欠な商品が軽減税率の対象となるのは、助かる面が大きいと思います。でも、私の世代では新聞を実際に取って紙面で読んでいる人はあまりいません。そんな新聞が軽減税率の対象となっていて、子育て世代に欠かせない紙おむつが対象外なのはなんでなんだろう? と。対象選びの基準には疑問を感じています。

太田 何を対象にし、何を対象外にするかの取り決めは本当に難しいものでした。例えば、新聞には「思索の食料や栄養源」という考え方があり、海外でも軽減税率の対象となっている経緯があります。飲食料品は誰もが必要とするもので、生活を守るため、軽減税率の対象となりました。では、なぜ紙おむつは対象外なのか。この点については、幼児教育無償化など、異なる政策で家計の負担を減らすよう手を打っていきました。

井上 今後、軽減税率の対象品が変わっていく可能性もあるんですか?

太田 軽減税率がスタートから3カ月ほど統計をとって検証し、景気の動向を注視した上で、時間をかけながら見直していく可能性はあります。ただ、現時点では定着させていくことに力点を起き、対象品を増やす、減らすという話ではありません。いずれにしろ、現場の声をよく聞き、きめ細かく対応していくこと。それが私たち公明党の役割だと考えています。


▽井上咲楽(いのうえ・さくら)
1999年10月2日生まれ、栃木県出身。A型。現在は『アッコにおまかせ』(TBS)などバラエティ番組を中心に活躍。
Twitter:@bling2sakura

▽太田昭宏(おおた・あきひろ)
1945年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了。93年に衆議院議員当選以来、公明党代表、国土交通大臣、水循環政策担当大臣などを歴任。
CREDIT

取材・文/佐口賢作 撮影/武田敏将


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