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UPDATE|2019/12/05

永尾まりや、初めての壁ドンに「憧れはありましたが、実際はただただ緊張しました」

永尾まりや 撮影/松山勇樹

TSUTAYA主催による映像企画とクリエイターの発掘プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」の2016年準グランプリ受賞者、ヤング ポール監督による映画、『ゴーストマスター』が12月6日に公開される。


舞台はとあるキラキラ青春映画の撮影現場。“壁ドンの意味”に悩んだ主演俳優、桜庭勇也(板垣瑞生)のせいで撮影がストップ、監督に事態収拾を任されたB級ホラー映画を愛する助監督の黒沢明(三浦貴大)には次々と災難が降りかかる。黒沢の鬱憤が頂点に達した時、彼がしたためていたホラー映画の脚本に悪霊が宿り、現場は阿鼻叫喚の地獄絵図に変る……という血みどろホラーコメディ作品だ。

キラキラ青春映画のヒロインで、カメラが止まったところでは裏の顔を見せる女優・牧村百瀬を演じるのが、AKB48OGで、グラビアでも活躍している永尾まりやだ。ホラー映画は観るのも苦手という永尾に、共演者とのエピソードや、自身初めてだったという壁ドンシーンの撮影について聞いた。

     *     *     *

──永尾さんは過去にも『リアル人狼ゲーム 戦慄のクラッシュ・ルーム』(2014年)や『口裂け女VSカシマさん』(2016年)などのホラー映画に出演していますけど、そもそもホラー映画は苦手だとお聞きしたんですが。

永尾 そうなんです。単純に怖いのが苦手で……。でも今回の『ゴーストマスター』はコメディ寄りだったので楽しんで挑めました。『リアル人狼ゲーム 戦慄のクラッシュ・ルーム』はガチのホラーでしたし、撮影現場も独特の雰囲気で怖かったですね。

──『ゴーストマスター』の舞台となった学校も怖そうじゃないですか。

永尾 撮影場所はそうでもなかったです。ただ静岡の奥地で泊りのロケだったんですけど、一人で古い旅館に泊まるのが怖かったです。

──確かに古い旅館は怖いですね。実際に怖い目に遭ったりは?

永尾 なんか怖い気配がするなと思いながら寝たんですけど、何も起きなかったです(笑)。

──『ゴーストマスター』の脚本を読んだ時の印象はいかがでしたか。

永尾 少年の心をくすぐるような脚本で、マンガ的な要素が多くて、率直に面白そうだなと思いました。私のシーンはキラキラのラブ青春映画で、その気持ちで現場に臨んだんですけど、そこからのどんでん返しがあって……。

──予想外の展開ですよね。ちなみにキラキラのラブ青春映画は観るんですか?

永尾 ちっちゃい頃から好きでしたし、憧れもありました。でも、そういう映画やドラマに出たことがないんですよね。私の年齢的(25歳)に制服でキラキラのシーンを撮影することはもうないと思っていたので、違う形ですけど今回の映画で夢が叶ってうれしかったです。初めての壁ドンでしたから(笑)。ただ実際に壁ドンをやってみたらただただ緊張しました。お相手の板垣瑞生さんがイケメンで恥ずかしかった!
永尾まりや
AUTHOR

猪口 貴裕


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