FOLLOW US

UPDATE|2019/12/05

永尾まりや、初めての壁ドンに「憧れはありましたが、実際はただただ緊張しました」

永尾まりや 撮影/松山勇樹


──ヤング ポール監督の印象はいかがですか?

永尾 初めて会った時、私に脚本を見せながら「こういう作品を撮りたいんです!」って言ってる目が本当に少年みたいで、映画に対する愛を感じました。それは映画の主人公でホラー映画マニアの助監督・黒沢明というキャラクターにも受け継がれていると思います。

──黒沢明を演じた三浦貴大さんは、過去にドラマ『神酒クリニックで乾杯を』でも共演していますよね。

永尾 そうなんです。私は人見知りなので、気持ち的に楽でした。三浦さんに辛く当たる役だったんですけど、素で冷たく演じることができました(笑)。とても優しい方なので、いきなり演技で冷たく当たっても、受け入れ態勢があるのは分かっていましたからね。

──永尾さんが演じた役柄は裏表のある若手女優でしたけど、表と裏だと、どちらが演じやすかったですか?

永尾 あまり可愛らしい演技の経験がなかったので、やっているうちに恥ずかしくなったので、裏の顔のほうがやりやすかったですね。

──ホラー的な展開になってからは過激なスプラッター描写が盛りだくさんで、永尾さんの怪演も冴え渡っていました。

永尾 演じている時は、どういう映像になるのか分からなかったんですけど、私がフラフラ動くだけで、みんなが「キャー!」って叫んでいたので楽しかったです(笑)。

──他に撮影現場で印象的な出来事はありましたか?

永尾 撮影中ではないんですけど、宿の露天風呂に朝の5時ぐらいから入って朝焼けを見たらキレイでした。あと私だけ出番が午前10時ぐらいで終わった日があって、熱海に行きました(笑)。

──すっかり観光気分じゃないですか(笑)。

永尾 ホラー映画の現場なのに癒されましたね。

──『ゴーストマスター』は、青春、恋愛、スプラッター、サイバーパンク、アクション、SFと様々な要素が入っているとのことですが、普段はどんなジャンルの映画を観ることが多いんですか?

永尾 コメディも観るんですけど、『トランスフォーマー』とか『トランスポーター』とかアクション系が好きですね。アクションにちょっとラブ要素が入っていると、もっと良いです。俳優ではジェイソン・ステイサムさんが好きで、かなり出演作は観てますね。あ、でもジャンルは選ばず何でも観るかな。ホラー以外は(笑)。
永尾まりや
AUTHOR

猪口 貴裕


RECOMMENDED おすすめの記事