──三品さんはライブで『PLATONIC GIRL』をエレキギターで披露しました。
三品 バンドのきこりさんに教えてもらったんですけど、本番で「このパートは自分だけで弾いて」と言われて、めっちゃビビりました(笑)。
松田 瑠香がギターレッスンを受けているところを見ることはなかったんですけど、メンバー全員でレッスンが終わった後に、瑠香だけギターレッスンが入っていて大きなギターバッグを持ち歩いているのを見るとジーンときましたね。
三品 アコギは1年半ぐらいやってますけど、エレキギターは普段弾かないので一から教えてもらったんです。わりと早い段階で『PLATONIC GIRL』は弾くことができたので、途中からは普通にギターレッスンをしてもらってました(笑)。
廣川 本番では私も歌うことに必死で瑠香を見ることができなかったんですけど、間奏のときにお立ち台で弾いてる姿が様になっていてカッコ良かったです。
三品 ギターが弾けるわーすたのスタッフさんに、「足を閉じて弾いた方がカッコいい」って言われたんですけど、本番では足を開いちゃいました(笑)。
──フリーライブをやるにあたって、動員ノルマがあったんですよね。
廣川 フリーライブ後に公開した映像で、ファンの方に知ってもらったんですけど、今回は「1500人以上集めないと来年3月に渋谷公会堂で開催するワンマンライブを発表できない」というノルマがあったんです。しかも言われたのがフリーライブまで2週間弱ぐらいしかない時期で……。それまではSNSで発信しても、ただ告知しているようにしか見えないのが自分の中では嫌で、なかなかファンの方に上手く伝えられなかったんですよ。でも、そのノルマを聞いたときに、これは達成できないとダサいなと思ったし、よりSNSにも力を入れるようになりました。
松田 個人的には大きな目標があって、そこに危機感を持ってやる空気感は好きだし、その方が燃えるので、スタッフさんが愛情を持ってノルマを設定してくれたのかなって思います。
──集客のために、どんな努力や工夫をしましたか?
松田 普段のツイッターでの告知は最低限の分かりやすい情報だけを書くことが多かったんですけど、フリーライブに行きたいと思ってもらえるように、わーすたの好き度を上げてもらおうと。そのために楽屋風景だったり、無邪気で可愛い姿だったり、アイドルに切り替わる姿だったり、私の大好きなメンバーの画像を切り取って動画にしてYouTubeで公開しました。それを観て行くことを決めたって言ってくれた方もいました。
小玉 みなさんが見てくれる時間を考えてツイートすることも意識しましたね。