──初選抜、家族の反応は?
北川 全員、喜んでくれました。祖父や祖母も応援してくれていて、すごく元気になったって話を聞いたのでうれしかったです。
高畑 学生時代のバイト先のお好み焼き屋の店長さんやスタッフさんや、地元香川県のタワーレコード高松丸亀町店さんがすごく喜んでくださって。家族もそうなんですけど、地元の方々からも反応があったのはすごくうれしかったですね。
須田 私はセンターになったことを家族に言うタイミングを考えちゃって。3日ぐらい、黙っていました。まずは1人で喜びを噛み締めてて、そのあとに母に今度センターらしいよって話したら、「えっ!? いいの?」って。私も母もセンターに選ばれることはないだろうって諦めていたので(笑)。
──そうだったんですね。MVの撮影現場はいかがでしたか?
高畑 休憩中にみんなと一緒に外でご飯を食べました。ご飯を食べすぎちゃうと、衣装が入らなくなっちゃうんですけど、ケータリングがネギトロ丼だったんです。どうしてもお代わりがしたくて、3杯食べました。(荒井)優希さんと一緒に。
須田 えっ!? 3杯? すごい!
北川 私は1杯だけでした(笑)。私は撮影中、ずっと緊張してました。普段、選抜メンバーの方々と一緒にいることはないので……。でも今回普段、話すことがない先輩とも話せるようになってうれしかったです。
高畑 リップシーンがあったんですけど、先輩たちがみんな見てくださっていたんです。すごく緊張していたんですけど、「すごくよかったよ」って言ってくださって。
須田 確かに最初、2人は“選抜の中に混ざっちゃいました感”というか、すごくドキドキしている雰囲気があって。初選抜ってすべてが特別に感じるじゃない?
北川&高畑 はい。
須田 いつものチームの楽屋と変わらないような内容で笑っているだけでも、選抜の楽屋って幸せなんですよ。2人のそういうところを見ていました。そのときにいろいろ考えたんです。今の後輩たちって、10年分の先輩たちを追い越さないと選抜に入れないから、本当に大変だろうなって。昔の初選抜と、今の初選抜とではハードルが違うから。