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UPDATE|2024/09/11

『海のはじまり』第10話 “自分だけが犠牲になればいいってもんじゃない” 苦悩の末に夏が下した決断とは

『海のはじまり』公式HPより

Snow Manの目黒蓮が主演を務めるTVドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)の第10話が、9月9日に放送された。

【関連写真】ドラマ『海のはじまり』より夏(目黒蓮)&海(泉谷星奈)

今回のエピソードは、「家族でお揃いにできるのが名字、家族からもらうのが名前」と、水季(古川琴音)が海(泉谷星奈)に語りかける回想シーンで幕を開ける。それぞれの役割を母が子供に教える何気ない場面だが、実はこのやりとりが物語の終盤になって、大きな意味を持つようになる。(以下、ドラマのネタバレを含みます)

一方、恋人の弥生(有村架純)と別れた夏(目黒蓮)は、海と二人で暮らしていくことを決意。だが、ひとつ問題があった。一緒に住むとなると、海が通っている小田原の小学校は自分の家から遠すぎて、送り迎えができない。かといって転校させるとなると、友達や先生とお別れすることになってしまい、彼女に大きなストレスを与えてしまう。

実際に「転校するのってどう思う?」と尋ねてみると、「やだ!」と即否定。母親がいなくなって、自分の生活が大きく変わったのに、学校まで転校しなければいけないなんて…。そんな海の心のうちを聞いた夏は、「大人の都合でしかないよね」と返すしかなかった。

今回の第10話で描かれるのは、「子供の願い」を優先させるべきか、「現実の生活」を優先させるべきかという、非常に難しい選択。転校させないとなると、夏自身が今の環境を変える必要がある。場合によっては転職も選択肢に入ってくるし、そうなるとお金の心配も出てきてしまう。

会社の先輩・藤井(中島歩)は、「親がストレスでボロボロになったら、子どもに二次災害だよ」と、親の責任感だけでは子育てはできないとアドバイス。それでも夏は、自分が犠牲になってでも、「子供の願い」を優先させようと考えていた。

AUTHOR

竹島 ルイ


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