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UPDATE|2024/09/27

『nuts』ギャルモデル&ダンサー・HARACHANの原点「一度はギャルの道が閉ざされた」

HARACHAN 撮影/西邑泰和

ファッション誌『nuts』の専属モデルとして同性から支持を集める一方で、CYBERJAPAN DANCERSのメンバーとしても活躍するHARACHAN。数々の雑誌でグラビア活動も行ってきた彼女が、9月8日に1st写真集『CYBERJAPAN DANCERS HARACHAN 1st PHOTO BOOK』を発売した。専属モデルになってから、ものすごいスピードで活躍の場を広げている彼女のキャリアに迫る。(前後編の後編)

【写真】ほっそりとした華奢スタイル、HARACHAN撮りおろしカット【10点】

──HARACHANさんは小学生からヒップホップダンスをやっていたそうですね。

HARACHAN 近所の友達に誘われて沖縄アクターズスクールに小学4年生から通い始めて、中学3年生まで続けていました。ただ従姉妹がダンスの先生だったので、小さい頃から体操系のダンス自体には触れていましたね。

──沖縄アクターズスクールは錚々たる方々を輩出していますし、レッスンも厳しかったんじゃないですか?

HARACHAN 厳しかったですね。ダンスだけじゃなくて筋トレも本格的にやるんですけど、それが本当にえげつなくて(笑)。まずレッスン場に着いたら、背筋、腹筋、スクワット、腕立てを100回ずつみたいな。後半でようやくダンスをするんです。でもそうやって小学生から筋トレをやっていたおかげで今も筋肉質でいられるし、厳しかったので、礼儀も学ぶことができました。

──培ったダンス経験は、今のグループ活動でも活かされているんじゃないですか?

HARACHAN それがサイバーでやっているのはゴーゴーダンサーなので、ヒップホップの癖がついてしまって、逆に難しいですよ! ヒップホップはかっこいいが基本だけど、ゴーゴーダンサーは高いヒールを履いて、セクシーに見せるので、まったくジャンルが違いますね。

──見た目も小学生の頃から派手だったんですか。

HARACHAN いや、ギャルっぽいメイクになったのは中学生になってからですね。ダンスの先生とは別の従姉妹が、めちゃくちゃギャルだったんですよ。10個ぐらい年上なんですけど、小さい頃から「自分も従姉妹みたいになる」と思っていたんですが、お母さんに止められていて(笑)。

──お母さんはギャル否定派だったんですね(笑)。

HARACHAN あるとき、従姉妹についてお店に入ろうとしたらお母さんに止められて。それ以降会う機会が極端に減っちゃったんですよね(笑)。今でもなんでなのか謎なんですけど、結局それで一度はギャルの道が閉ざされました。

中学生になってギャルになりたい熱が再燃して、学校では周りに合わせて普通にしていたんですが、プライベートではめちゃくちゃメイクするようになりました。当時は『Popteen』を毎月買って参考にしていましたし、『Ranzuki』も読んでましたね。

──当時からモデルに憧れはあったんですか?

HARACHAN 雑誌に載りたい気持ちが強かったので、漠然とモデルになりたいと思っていました。でも特にどこかに応募するとかもないまま、高校の就活時期がきて、一度は美容系のお店に就職しました。そこで1年ちょい働いたあと、やっぱり表に立ちたいなと思って、『nuts』のオーディションを受けました。

──一発で合格したんですか?

HARACHAN 配信でオーディションする形だったんですが、そのときは落ちました。だからもっと配信力をつけようと思って、当時全盛期だった「イチナナ(17LIVE)」の配信を頑張るようになって。

そうしたらいろんなイベントで1位になったんですよね。それで雑誌に取り上げていただいて、それをきっかけに専属じゃなくて、nutsメイトに入ることができて。その後、専属昇格バトルでファン投票1位になって、専属モデルに昇格しました。

──とんとん拍子ですね。何か戦略はあったんですか?

HARACHAN 特になかったです。配信にしても、もともと喋るのは得意じゃないですし……運ですかね(笑)。

AUTHOR

猪口 貴裕

CREDIT

撮影/西邑泰和


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