FOLLOW US

UPDATE|2020/01/15

今泉佑唯、晴れ着インタビュー「2020年は恩返しをたくさんできる年に」

今泉佑唯 撮影/松山勇樹


──吸収できたものの中でも特に大きなものと言うと?

今泉 やっぱり『熱海殺人事件~』での経験は私にとってとても大きくて。発声など本当に一からすべて教えていただきましたし、稽古期間もそれこそ私は毎日泣いてばかりいたんですけど、舞台では感情をさらけ出して自分の殻を破れたんじゃないかなって思っています。『熱海殺人事件~』のおかげで今の自分につながっているなと思うので、また演じてみたいですね。

──ところで、お正月はどのような過ごし方をされましたか?

今泉 とてもゆっくり過ごしました。家族みんなで旅行に行ったりもしましたね。

──旅行はどちらへ?

今泉 千葉です! 近場なんですけどね、ふふふ(笑)。いつもならもう少し遠出するんですけど、今年はみんなの予定がなかなか決まらなかったので、近いところで過ごしました。ひたすら海鮮を食べて、あと牧場のアイスクリームも食べて……、家族でおいしいものをいっぱい食べて楽しみました!

──そして今年の目標として、東郷神社の絵馬に「緊褌一番」と書かれていました。「気持ちを引き締めて物事に臨む」という意味ですが、この言葉を選んだ理由は?

今泉 この春、舞台『あずみ~戦国編~』で主演をさせていただくことが決まりました。私にとって初の“舞台主演”で、チャンスでもあるし大きな勝負になると思うので、一層気を引き締めていきたいなと思ってこの言葉を書きました。

──『あずみ~』の稽古はもう始まっているんですか?

今泉 いえ、まだです。殺陣の練習だけはもう始めているんですけど、これがなかなか難しくて……。最初「殺陣って、ダンスみたいな感覚なのかな?」と思っていたら、それとはまた違うんですよね。頭の中では分かっていても実際にやろうとすると全然できなかったり、あと刀を振り回すのも難しくて、「このペースで果たして間に合うのか?」という状況です(苦笑)。

──『あずみ~』は初日が3月14日。残り約2カ月に迫っており、プレッシャーもあるのでは?

今泉 ありますね。ただ、私は何かに追い詰められたりする状況が意外と嫌いじゃなくて。それが力になって頑張れたり踏ん張れたりするので、プレッシャーも感じつつ楽しみな部分も大きいです!
AUTHOR

左藤 豊


RECOMMENDED おすすめの記事