その後現地ファンを中心にアンコールが鳴り止まない中、乃木坂46のライブ楽曲としては欠かせない「ロマンスのスタート」「ダンケシェーン」「乃木坂の詩」の3曲をアンコールで披露。2年連続となる台湾単独公演は大盛況の中終了となった。
2017年からアジアを中心に海外展開を行ない、2年連続となった台湾公演で高山一実は、「昨年末にイルミネーションのイベントでまっちゅん(松村沙友理)と台湾に来させていただき、皆さんとはクリスマスも一緒に過ごしましたね」とコメント。さらに中国語で「帰りたくない」とMCをしてファンを沸かせた。
また秋元真夏は、「台湾の皆さんがサイリウムを振ってくれたり、一緒に歌ってくれることが当たり前のことだとは思っていません。本日会場に足を運んでいただいた皆さんとは、またこの同じ場所で必ず会えるように私たちも頑張ります!」とグループのキャプテンとして力強くコメントした。
昨年は長年に渡りフロントメンバーとしてグループを牽引してきた1期生の西野七瀬・衛藤美彩・桜井玲香らが卒業し、今年年明けには白石麻衣が卒業を発表するなど、次世代への移り変わりが課題となっている乃木坂46ではあるが、キャプテン秋元真夏を筆頭に、高山一実・松村沙友理を中心とした1期生がその健在ぶりを発揮する中、次世代エースとして名高い齋藤飛鳥や2期生の堀未央奈、また3期生の他に今回初の台湾公演を経験した4期生の遠藤さくら・賀喜遥香・筒井あやめなど若手メンバーを中心に編成された今回の公演は、乃木坂46の将来を大きく見据えたライブだったに違いない。
乃木坂46の勢いは止まる所かますます上昇していくことを約束してくれた、そんな台湾単独公演であった。
▽NOGIZAKA46 Live in Taipei 2020
セットリスト
M1 夜明けまで強がらなくてもいい
M2 何度目の青空か?
M3 太陽ノック
M4 裸足でSummer
M5 僕の思い込み
M6 僕のこと、知ってる?
M7 シンクロニシティ
M8 無表情
M9 言霊砲
M10 せっかちなかたつむり
M11 Threefold choice
M12 ~Do my best~じゃ意味はない
M13 ここにいる理由
M14 バレッタ
M15 気づいたら片想い
M16 君の名は希望
M17 インフルエンサー
M18 命は美しい
M19 ありがちな恋愛
M20 制服のマネキン
M21 ガールズルール
M22 ジコチューで行こう!
M23 Sing Out!
EN1 ロマンスのスタート
EN2 ダンケシェーン
EN3 乃木坂の詩