──齊藤さんは6thシングルで初めて表題曲センターを務めましたが。
齊藤 センターに立つことで、自分の中で責任感がすごく芽生えました。あと、1人でのお仕事もあったんですけどメンバーがいないと不安になっちゃって、「普段私はメンバーに助けられているんだな」と改めて感じました。家族や大人の方の存在も私にとってすごく支えになったので、今こうして活動できている状況に感謝しなきゃ、って。
──佐々木さんと野口さんは、初のセンターとして奮闘する齊藤さんをどう見ていましたか?
佐々木 私、最初に『ズルいよ ズルいね』のプリプロ(レコーディング前の仮音源)をもらったときに「なーたん(齊藤)、これ歌えるのかな?」って思ったんです。とても大人っぽい曲だったから心配していたんですよ。でも、完成した音源を聴いたらなーたんのハスキーな声質が曲にぴったり合っていて! しかもなーたんは歌がどんどん上手になっていて、今ではライブで私たちを引っ張ってくれています!
野口 うん! そしてなーたんは『ズルいよ ズルいね』と(カップリング曲の)『Sweetest girl』の差もすごい!
──『Sweetest girl』はキュートで、『ズルいよ ズルいね』とは対極のような楽曲です。
野口 そうなんです。その2曲をまったく違う表情、違う声でパフォーマンスできちゃうから「なーたん、ヤバい!」って思いました。
齊藤 褒められるの慣れてないから恥ずかしいです……(照れ笑い)。
野口 ふふふ。あとなーたんは、どんなに忙しくてもご飯を食べる時間をちゃんと決めているんです。それってすごく大事なことだと思うんですよ、私なんて好きなときに好きなものを食べちゃうので(苦笑)。しかもなーたんって納豆を食べた後はしっかり歯を磨いていて、それも可愛いなぁ、と(笑)。ファンの方に会わない場所でもそういう部分に気を使えるから「さすがアイドル! かっこいい!」と思っています。
齊藤 ありがとうございます(笑)。