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UPDATE|2020/01/25

『青春高校3年C組』佐久間Pが語る“アイドル部”「デビューであの子たちの人生が好転したらいいな」

『君のことをまだ何にも知らない』(通常盤TypeA)と佐久間宣行プロデューサー

1月22日にメジャーデビューを果たした「青春高校3年C組アイドル部」。彼女たちを生み出したのが、テレビ東京系で放送されている番組『青春高校3年C組』だ。今回は、プロデューサーとして生徒たちを育ててきた佐久間氏に、アイドル部の魅力を聞いた。


──アイドルユニットを作る構想は放送開始時からあったんですか?

佐久間 いえ、まったくありません。まず番組1週目で合格した生徒が佐藤(諒)とトーマス(大下美瑠)というぽっちゃりした2人だったし、当初は『あっぱれさんま大先生』のような番組になっていくのかなと想像していました。ただ、2週目に日比野が入ってきて、さらに他にもいろんなタイプの子が入ってきたので、(企画・監修の)秋元(康)さんと「部活を作って文化祭で発表しよう」という話になったのがアイドルを作る最初のきっかけでした。

──18年夏の出来事ですね。そこでアイドル部の原型ができました。

佐久間 そしてさらに2・3期生が加入して今の形になったのですが、正直僕も秋元さんも行き当たりばったりです(笑)。先のことは全然見据えていなかったし、そもそも最初からアイドルを売り出すつもりだったらオーディションバラエティ番組にしていましたよね。

──では佐久間さんから見て、アイドル部の特徴や魅力というと?

佐久間 真面目で、ピュアで、仲が良くて、よく泣く(笑)。あと、大半のメンバーが中学・高校時代にあまり楽しい思い出がないんですよ。引きこもりだったり「陰キャ」と呼ばれていたり。日比野もあまり友達がいなかったみたいだし、持田も高校時代は何をしたらいいか分からなくてぼーっと過ごしていたらしくて。でもそういう子たちがここで「もう一度青春をやってみたい」と頑張っているのが青春高校でありアイドル部なんです。

CREDIT

取材・文/左藤豊


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