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UPDATE|2020/01/22

相楽伊織「乃木坂46在籍中に学んだのは“考えること”、それは卒業後の今も生きている」

相楽伊織 撮影/松山勇樹


──2期生としては久しぶりの卒業でした。同期から言われたことはありましたか?

相楽 「年齢的にまだ早いんじゃない?」と言われました。でも、引き留められることはなかったです。みんなが「自分が決めたことなら」と送り出してくれました。ファンの方は、私が卒業するとは予想していなかったと思います。なんとなくですけど、1期生さんから順番に卒業していくものという流れがあったけど、その流れとは関係なく卒業してもいいかなと思いました。

──卒業後、グループのことは気になりますか?

相楽 はい。夏の神宮球場は観に行きました。あと、卒業後すぐの札幌のアンダーライブにも行きました。自分が出ていないライブを観るのは新鮮でした。ステ―ジからはこう見えているんだろうなと想像しながら楽しみました。初めは不思議な感覚でしたけど。一番思ったのは、モニターに映るメンバーがみんなかわいいなということでした(笑)。

──在籍中に学んだことって何だと思いますか?

相楽 「考えること」です。私は中学でも高校でも勉強が苦手でした。親に甘えてどうにか生きてきたんですけど、グループに入ってから驚いたのは、同年代のメンバーが自分で考えて行動しているということでした。仕事に対する熱意もあるし、考え方がしっかりしている。そんな姿を見て、私は焦りました。入って1~2年で、このままじゃいけないと気がつきました。自分と向き合わないといけないんだって。このお仕事は、ちゃんと考えている人が結果を出すと思うんです。卒業後に生かせていることがあるとしたら、それだと思います。

──今後やりたいことはありますか?

相楽 今、舞台のお仕事が本当に楽しいと思えているので、今後もやり続けたいです。次は映画とか映像にも挑戦してみたいですね。いつかファッション関係でもっと輝いてみたいという夢もありますけど、今は舞台で頭がいっぱい……という感じです。

▽相楽伊織
さがら・いおり。1997年11月26日生まれ、埼玉県出身。2018年7月に乃木坂46を卒業。卒業後は「TOKYO GIRLS COLLECTION」などでモデルとして活動する一方、舞台『DARKNESS HEELS〜THE LIVE〜』などで女優としても活躍している。

かげぜん
▽オフィス・REN プロデュース『かげぜん』
1月22日(水)~26日(日)東京・紀伊國屋ホール
1月29日(水)兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

▽公演公式サイト
http://www.o-ren.com/kagezen/index.html
AUTHOR

犬飼 華


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