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UPDATE|2020/01/28

10年目で初センター、SKE48須田亜香里「私がセンターに立てたのだから、誰でもできると思ってほしい」

須田亜香里 撮影/武田敏将


──ご自身がセンターに選ばれた意味については考えましたか?

須田 最初は私でいいのだろうかと戸惑いもありました。でもこの1年、2年、いろいろな番組に出させていただけたのは自分でも自信になりましたし、テレビで私を知ってくださった方にSKE48がどういうグループか知ってもらえるチャンスだと思っています。

──MVで実際にセンターに立ってみてどうでしたか?

須田 うれしかったですね。(2013年に)初めてチームKIIの曲『2人だけのパレード』でフロントに立たせていただいたんですが、ちょっとパニックになってしまったんです。前に人がいないことで、振りが分からなくなってしまって。練習したはずのことができなくて、涙が止まらなくなったんです。でも、過去にそういう経験をしていた分、覚悟はできていました。2018年にも代役で『いきなりパンチライン』(23枚目のシングル)のセンターに立たせてもらったりとか、少しずつですが、自分がセンターに立つ景色を想像してきたので、今回、前に立っても自信を持って楽しくパフォーマンスすることができています。

──後輩たちにはどんな背中を見せたいですか?

須田 「ポジションは関係ない」ということを感じてもらえたらいいなと思います。デビュー当時、端からスタートした私がセンターになれたのは、私だからできたことではなく、誰にでもできることなんだって思ってほしいですね。その上で、端だからとか、画角に入っていないからではなく、一生懸命やってほしい。その画面に映らない一生懸命さを見ていてくださる方がいて、それがチャンスにつながることもあるから。可能性を広げるのは自分次第だと思うんです。だからどのポジションにいても諦めない、一生懸命やる姿勢を大切にしてほしいです。

──振り付けはDA PUMPのTOMOさん、U-YEAHさん、KENZOさん、DAICHIさんさんだとか。

須田 はい。誰もがマネしたくなるようなキャッチーなダンスになっています。今回、DA PUMPの4名の皆さんの振り付けだからMVを見てみたいと思ってくださる方もたくさんいるだろうし、テレビで“タレント須田亜香里”を知ってくださって「あの子が10年目にして初めてセンターに立つらしい」とMVを見てくださる方もいると思うんです。そういう意味で、いろんな形で外に向かってアピールできるシングルにできたらいいなって思っています。

▽SKE48 26thシングル『ソーユートコあるよね?』
1月15日(水)発売
AUTHOR

林 将勝


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