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UPDATE|2020/01/29

SKE48高柳明音の“覚悟”と大場美奈の”使命”「好きで入った世界ならフルパワーで駆け抜けて」

SKE48高柳明音、大場美奈 撮影/武田敏将

SKE48の高柳明音と大場美奈。ともにチームKIIに所属し、元リーダーと現リーダーという間柄でチームのみならずグループ全体も引っ張る「ビジネスパートナー」。高柳は昨年10月に卒業を発表し、大場はそれをその場で知って受け入れた。高柳、最後の参加シングル『ソーユートコあるよね?』の発売前にSKE48愛の塊である2人がグループについて、そしてそれぞれの将来について語った。


──「ビジネスパートナー」を名乗っているお2人ですが、現時点ではどんな関係ですか?

大場 「ビジネスパートナー」と言うと冷たい関係じゃないかって言われることがあるんですよ。

高柳 「ビジネス上の関係」と思われるんですけど、そうではなくて「ビジネスをよくする関係」なんです。グループのことやお互いの仕事のことを言い合えるメンバーってなかなかいないので。

大場 会えば、自然とそういう話になるよね。

高柳 2人でいると仕事の話しかしないよね。

大場 くだらない話から入っても、いつの間にかヒートアップして、グループの話をしているよね。

高柳 同じチームKIIっていうこともあるから、「この子はこうなるといいよね」とか。美奈はチームリーダーだから、私からお願いすることもあります。

──高柳さんの卒業発表は10月4日深夜のミッドナイト公演でした。「ビジネスパートナー」としてはどう思いましたか。

大場 メンバーの誰にも事前に言わなかったのは、ちゅりらしいなと思いました。誰かに言ってしまうと、言われなかったメンバーが「えっ、私は?」となってしまう。そういうことに気を配れる人ですから。その日に発表したことについては、私としては純粋にうれしかったです。自分がその場に立ち会えたのもそうだし、同期の(斉藤)真木子がいたこと、年齢も関係も近い(山内)鈴蘭がいたこともよかったなって。出演メンバーを見て、あの場を選んだんだろうなと思って、ほっこりしました。

高柳 その通り。ミッドナイト公演に誰が出るのかをまずスタッフさんに確認して、この子たちの前でなら発表していいなと思ったんです。谷真理佳やあかりん(須田亜香里)にもいてほしかったけど、それが叶わなかったのは残念でした。江籠(裕奈)さんは19歳だから、あの公演には出演できないので、それは心残りでしたけど。

──江籠さんは次の日に怒りを爆発させたと聞いていますけど(笑)。

高柳 会った瞬間、江籠さんは持っていたカバンをぶん投げました(笑)。そして、ただ無言で泣いていて。私としては、「ごめんね」と言うしかなかったですね。
AUTHOR

犬飼 華


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